新潟女児殺害、地検も控訴 死刑回避の地裁判決に不服
2019.12.17 17:02 社会裁判
新潟市で昨年5月、下校途中の小学2年の女児=当時(7)=が殺害された事件で、新潟地検は17日、殺人や強制わいせつ致死などの罪に問われた小林遼(はるか)被告(25)への死刑求刑を退け、無期懲役とした4日の新潟地裁の裁判員裁判判決を不服として控訴した。傷害致死罪の成立を主張していた被告側は既に控訴している。
検察側は公判で、少なくとも5分程度は首を絞めないと窒息死しないとの医師の証言などから、明らかに殺意があったと強調。捜査段階でわいせつ行為を認めており、「自分の性的欲望を優先し、被害者を物としてしか見ていない」と非難した。
判決は被告側が否定した殺意やわいせつ行為があったと認定し、「弱者を狙った無差別的な犯行で悪質」と指摘。一方で計画性はなく、殺害方法も特に残虐ではないとして死刑を回避した。
◎上記事は[産経新聞]からの転載・引用です
* 新潟小2女児殺害事件 小林遼被告側が控訴 無期懲役判決を不服として 2019.12.11
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* 新潟 小2女児殺害事件 小林遼被告に無期懲役判決 新潟地裁 2019.12.4
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* 新潟女児殺害事件 小林遼被告に死刑求刑 検察「凄惨の極み」 新潟地裁 2019/11/22
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* 【法廷から】被害者1人の犯行に死刑判決は 「新潟女児殺害」結審2019.11.28 小林遼被告
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