ますます小沢党に=枝野幸男元政調会長や小宮山洋子衆院議員ら非小沢系議員の処遇は?

2009-09-26 | 政治/検察/裁判/小沢一郎/メディア

「非小沢系」の処遇は?=遅れる民主役員人事
 鳩山内閣は26日、発足から10日が経過したが、民主党の役員人事が遅れ、憶測を呼んでいる。人選を主導するのは小沢一郎幹事長。党の「小沢支配」が強まる中、小沢氏に距離を置く議員がどう処遇されるか焦点だ。
 これまでに確定した党役員は、代表の鳩山由紀夫首相と小沢幹事長以外では、山岡賢次国対委員長の続投のみ。決定がずれ込んでいるのは、参院会派の人事との調整が必要との事情からとみられている。参院人事は10月6日に開かれる会派研修会で輿石東参院議員会長が発表する予定で、小沢氏は「党役員人事を先行させるのは望ましくない」(周辺)と判断しているもようだ。
 党役員ポストで注目されるのは、小沢氏を補佐する幹事長代理や、来年夏の参院選の実務を担う選挙対策委員長だ。
 これらのポストは、小沢氏側近の就任が順当との見方がある一方、若手ホープの細野豪志衆院議員の起用も取りざたされている。前原誠司国土交通相に近い細野氏は国交副大臣を断ったとされ、今のところ役職はなし。小沢代表時代に役員室長を務めた経験から、小沢氏が党務で活用しようと考えているのではないかとささやかれている。
 ポスト未定の有力議員では、枝野幸男元政調会長や小宮山洋子衆院議員ら非小沢系議員の処遇も関心を集めている。
 小沢氏周辺によると、同氏は役員ポストの削減も検討。これは、政府入りした実力者の菅直人国家戦略担当相や岡田克也外相と両氏に近い議員を党運営から排除する手段とみる向きもあり、非小沢系ベテランは「ますます『小沢党』になる」と懸念している。(時事通信2009/09/26-15:07)

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