照ノ富士、出稽古に来た高安と火花「こっちも稽古しようという気に」 元大関の復活にも期待「頑張ってほしい」
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出稽古に来た高安（左）と相撲を取る照ノ富士＝代表撮影
大相撲の横綱・照ノ富士（伊勢ケ浜）が２５日、都内の部屋で、出稽古に来た元大関で幕内の高安（田子ノ浦）らとの申し合いで汗を流した。弟弟子の幕内・翠富士や錦富士も含めて計１１番。うち、高安とは３勝１敗だった。横綱は、その後のぶつかり稽古で、高安が泥だらけになるまで胸を出し続けた。
照ノ富士は「（高安とは）若い衆のときからよく稽古を一緒にしてきた仲なので。なかなかうちの部屋に出稽古に来る人は少ないですけど、こっちも稽古しようという気持ちになりましたね」と気合が入った様子。もちろん互いに年を重ね、横綱は両膝に爆弾を抱えるだけに、若い頃と同じようにはいかない。「自分が番数取れる体ではないので。昔みたいに２人ともガンガンやれる感じではないので」としながらも「できる限りやりました」と振り返った。
精力的に稽古をこなす高安だけに、照ノ富士も復活に期待を寄せる。「やっぱり圧力もありますし、よく稽古してますし、もう１回大関に戻ってという気持ちでやっていると思うので、頑張ってほしいなと思います」とエールを送った。
横綱自身も秋場所（９月１１日初日、東京・両国国技館）で２場所ぶりに賜杯を奪還すべく、調整に余念がない。２４日には荒汐部屋に出稽古したという。「順調に来ているんじゃないですかね。（秋場所は）できることをやって臨みたいなと思います」と静かな闘志を燃やしていた。
◎上記事は[Yahoo！JAPAN ニュース]からの転載・引用です