小沢一郎氏「衆院選は新首相で」9月代表選に意欲 / 小沢系30人の役職辞表受理へ 民主

2012-04-19 | 政治/検察/裁判/小沢一郎/メディア

「衆院選は新首相で」 小沢元代表 9月代表選に意欲
東京新聞2012年4月19日 朝刊
 民主党の小沢一郎元代表は十八日のインターネット番組で、野田佳彦首相の消費税増税方針を批判する観点から、次期衆院選は民主党マニフェスト(政権公約)を重視する新たな首相に代えて戦うべきだとの考えを表明した。九月の党代表選出馬にも意欲を示した。
  小沢氏は「野田内閣の支持率が20%を切る状況になったら民主党内が持たない。九月までに党代表選が行われれば、政権交代の初心を持っている人を代表に選び、次期衆院選に臨むべきだ」と語った。代表選出馬については「それが天命ならどんな役割でもする。日本に民主主義が定着するように最後のご奉公をしたい」と強調した。
  二十六日に控える自身の政治資金規正法違反事件の判決に向けては「公正な判決によって民主主義が守られることを期待している」と述べた。
  同時に「野田内閣の増税一本やりの姿勢は、決して国民の支持を得られない」と指摘。消費税増税関連法案について「国民の大多数が反対しており、国会を通過することはないと思う」と述べ、成立は困難との認識を示した。
  政府の原発再稼働方針について「安全性に関して地元や国民が納得できる説明がないまま、政治的に決めた」と非難した。
関連:4月26日 東京地裁で小沢一郎氏への政治裁判判決が行われる/大善裁判長がオーソライズして・・・ 2012-04-19 
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政治主導は不十分 小沢氏が講演
産経ニュース2012.4.17 19:44
 民主党の小沢一郎元代表は17日、国会内で行われた小沢グループの勉強会で講演し、政権交代前から訴えていた政治主導が図られていないと指摘した。その上で「自民党政権と同じ土俵(官僚主導)の上で相撲を取って、しかも自民党政権より弱いのでは何のための政権交代かとなる。国民の信頼を失っている現状はそこにある」と述べ、野田佳彦政権は官僚主導だと批判した。
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小沢系30人の役職辞表受理へ 民主
日本経済新聞2012/4/19 0:31
 民主党は18日、消費増税関連法案の国会提出に反対して党役職の辞表を提出した小沢一郎元代表に近い約30人の議員について、23日の党役員会で辞表を受理する方向で調整に入った。自らも辞表を出した鈴木克昌幹事長代理が18日、辞表を提出した議員に党の方針を説明した。
 輿石東幹事長ら執行部は党内結束を維持する観点から、辞表提出者の慰留を続けてきたが、提出議員の意志は固く、翻意は難しいと判断した。3月末の消費増税法案の国会提出を巡っては、元代表に近い4人の政務三役が辞任。木内孝胤、平山泰朗両衆院議員が離党届を提出している。
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政権前途「大変厳しい」 小沢氏が勉強会で発言
産経ニュース2012.4.19 14:17
 民主党の小沢一郎元代表は19日、自身が会長を務める勉強会で、田中直紀防衛相ら2閣僚に対する問責決議案が参院で可決される見通しとなったことを受け、野田佳彦首相の政権運営について「先行きは非常に不透明で、政局の前途は大変厳しい」と述べた。
 同時に「どのような状況になろうとも、われわれの主張を世に問うことができる態勢を整えておくことが大事だ」と強調。次期衆院選を見据え、勉強会で進めている政策論議への積極的な取り組みを呼び掛けた。


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