裁判員を担う①「誤りで無実の人を罰することは、絶対に避けなければならない」

2009-05-20 | 裁判員裁判/被害者参加/強制起訴

『裁判員を担う』現場からの教訓 さまざまな立場で 刑事事件にかかわった人たちが、自らの体験をもとに、法廷などで念頭においてほしい「心得」を語る。
無罪30件余 元裁判官(法政大法科大学院教授の木谷明)の話~弁解 真相知る糸口
 被告が犯人かどうかを決めるのは人間の能力を超えた行為。だから、必ず誤りが起きる。その誤りで無実の人を罰することは、絶対に避けなければならないと強く思う。
 「どんな事件でも、検察は被告を犯人と思わせる証拠を出してくる。被告の弁解こそ真相ではないかという意識が、裁判員には大切だ」。木谷は、30件以上の事件で無罪を言い渡した。高裁や最高裁で破棄されたことは一度もない。『勝田清孝と来栖宥子の世界』 http://www.k4.dion.ne.jp/~yuko-k/kiyotaka/gekihen5.htm


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