中日 4年ぶりリーグ優勝
中日新聞2010年2010年10月1日 23時13分
プロ野球セ・リーグで優勝へのマジックナンバーを「1」としていた中日は1日、2位の阪神が広島に敗れたため、4年ぶり8度目の優勝が決まった。
落合博満監督は2004年、06年に続く優勝を果たし、中日史上初めてチームを3度、セ・リーグ優勝に導いた。
中日は今季、一時は首位に最大8ゲーム差をつけられたが、充実した投手力を中心にした戦いで巻き返した。1点を確実に積み重ね、接戦をものにする守りの野球で9月10日に首位に立つと、阪神、巨人を振り切った。
日本シリーズ進出を懸けたクライマックスシリーズ・ファイナルステージは、20日にナゴヤドームで開幕する。
(中日新聞)
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マエケン15勝!完封で最多勝『当確』
「広島1-0ヤクルト」(30日、マツダ)
広島・前田健太投手(22)が1‐0のしびれる完封勝利を飾り、リーグ最多勝に当確ランプをともす15勝目を手にした。防御率2・16、166奪三振もリーグトップを独走。赤ヘル史上初の“投手3冠”が、いよいよ現実味を帯びてきたが、若きエースはお立ち台で「僕は狙います」と高らかに宣言した。
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勝負どころを敏感にかぎ取った。八回だ。前田健は先頭の青木に安打を許す嫌な展開から、2死三塁とされ、迎えるは4番・ホワイトセル。マウンド上の勝負師は、ちゅうちょなく振りかぶって投球した。
追い込んでから、ギアが一段上がる。この日最速の148キロでファウル。さらに148キロを連発。最後は130キロスライダーで一ゴロ。一塁・栗原から返球を受け、ベースを踏んだマエケンは、グラブをたたき喜んだ。「ここを抑えれば、という気持ちでいった。直球が続いたし、目先を変える意味でもね」と、してやったりの表情だ。
九回は梵、広瀬の好守連発で助けられ、136球の熱投。5月15日・日本ハム戦(マツダ)でダルビッシュに投げ勝って以来、今季2度目の完封勝利を挙げた。
「きょうは完封を本気で狙っていた。相手が館山さんだったし」
エースの意地で負けられなかった。前回、23日のヤクルト戦(マツダ)では8回3失点で7敗目。チームも館山には07年8月10日(広島)に勝って以来、6連敗中だった。
前日には「そういうのを破るのは楽しい。(スコアは)1対0の気でいく」と、負の記録打破へ気合をみなぎらせていた。有言実行のエースは「勝つためには完封と思っていた。(負けられない)こういう試合で勝てるようになったのは成長」と、力を込めた。
広島では2008年・ルイス以来の15勝。ライバルの阪神・久保、中日・チェン、ヤクルト・石川に2勝差を付け、最多勝に当確ランプをともした。防御率、奪三振も大きくリード。お立ち台で「(3冠を)僕は狙います」と宣言した。
前夜は高橋の引退試合。セレモニーでは涙を浮かべた。翌日が先発にもかかわらず、大先輩の最後の勇姿を見届けるため、最後まで球場に居残った。「まだなんか昨日の続きみたいだった」と、マウンドには建さんの余韻が残っていた。
「建さんの意志をしっかり引き継いで投手陣を引っ張っていきたい」。建さんが残した「優勝」への願い。22歳のエースが確かに受け継いだ。(デイリースポーツ2010年9月30日)
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2010-10-01 00:46:47 じゃけんまえけん頑張るけん
完封
こんばんは
みなさん今日も1日お疲れさまです
今日は1対0で勝ちました
やられたらやり返す
やり返せてよかったです
今日は野手の人に助けてもらいました
9回は特に
梵さん2つのファインプレーに
最後は純さんのファインプレー
3つのアウト全部ファインプレーで助けてもらいました
今日は本当に勝ててよかった
今日もたくさんの声援ありがとうございました
んじゃ
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〈来栖の独白〉
実に、久しぶり、という感じのドラの優勝。今季は大収穫だったと思う。堂上兄弟と浅尾。ただやはり気になったのは、井端君、平田君、そして川相元コーチ(2軍監督)のことも。それと、駄目なのは岩瀬だけかと思っていたら、球児(阪神)も難しいところにきたな、と痛感。世代交代の波はひたひたと寄せている。もう一度言う、平田君が気になるな。
この頃の私は、ドラの優勝だけでは、大した感慨はない。健太が最多勝ということで「万歳」だ。よかった!
中日の優勝・健太の3冠・小沢さんの名誉回復。この3つが満ちたとき、真に心から「万歳!!!」だ。