とにかく、Gに負けるのが一番気分が悪い!けれども、正直な気持ち、CSでも負けそうだ。

2009-09-25 | 相撲・野球・・・など
【甘口辛口】「見くびるなよ」の落合監督、「おとといこい」
産経ニュース2009.9.25 12:57
 「見くびるなよ」とは、いかにも中日・落合監督らしい。巨人のセ・リーグ優勝が目前で決まったが、クライマックスシリーズ(CS)での雪辱に向け「これからが本当の勝負が始まる」というわけだ。しかし、11ゲーム差の2位では「見くびるな」の“捨てぜりふ”も、巨人ファンは「おとといこい」と軽く受け流すだろう。
 セのCSは3年目。阪神など3チームの3位争いが熾烈で優勝争いより盛り上がっている。順位が確定した巨人、中日、横浜が対戦する3カード以外は3位争いに関係し集客が見込まれる。「いまや各球団ともCS込みのビジネスモデルが確立し、CSなくして収益が維持できない」と関係者はいう。
 そんな財政事情もわかるが、巨人と2位中日は現時点で11ゲーム差、さらに3位の阪神とは24.5ゲームも離れている。3位争いの3チームは勝率5割にも満たず、いかに巨人が強かったかがわかる。その上、CSを戦ってどんな意味があるのだろうか。「もう、いいじゃないの」と思った人も多いはずだ。
 第2ステージ(6回戦)では巨人に1勝のアドバンテージがあり、すべて東京ドームだから巨人が断然有利とはいえ、第1ステージを勝ち上がったチームには勢いがある。奇数チームで争うこと自体無理があるのに、もし、巨人が日本シリーズ出場権を失い“内定取り消し”になったら、一気にCS見直し論の噴出は間違いない。
 その意味でセ・リーグのCSは今年が一つの試金石になる。どんな方法にしても、少なくとも優勝決定時に2位と10ゲーム差以上ならシリーズも進出としなければ“無意味感”は拭えず、ペナントレースの意義はますます薄らぐばかりだろう。(今村忠)
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吉見クラウン賞
2009年9月25日 中スポ紙面から
 その年、中日ドラゴンズで最も活躍した選手に贈られる「第28回ドラゴンズ・クラウン賞」(中日スポーツ主催、愛知トヨタ協賛)の表彰選手が24日、発表され、最優秀選手賞には吉見一起投手(25)が選ばれた。ファン投票をもとに選考会で検討した結果、目下ハーラーダービートップの15勝を挙げるなど、投手タイトル部門のすべてで上位に位置する活躍が高く評価された。吉見は初受賞。また優秀選手にはチェン投手(24)、ブランコ内野手(28)、井端弘和内野手(34)。特別賞には立浪和義内野手(40)、川井雄太投手(29)が選ばれた。
 プロ1年目から抱いていた夢が、一つかなった。「ドラゴンズに入って、岩瀬さんが『クラウン賞』を獲られたときに初めて、そういう賞があることを意識しました。そのときに、いいな、いつか自分も獲りたいな、と思いました」。吉見が懐かしそうに振り返った。
 入団1年目だった06年。岩瀬がクラウン賞を受賞した。そのころ、吉見は2軍の若手の1人だった。「クラウン賞」はまるで手の届かない“大人”の世界に見えた。
 それから3年。今や竜投を中軸として支える存在になった。チームの“MVP”にまで選ばれた。「早いです。早すぎます」。謙遜(けんそん)ではなく、自分でも驚く。そんな4年目のスピード受賞となった。
 縁もある。「やっぱりボクはトヨタ出身なので、いつかは自分がこの賞を獲りたいな、ずっと思っていました。でも本当にとれるとは…」。社会人時代はクラウンをつくっているトヨタ自動車に勤めていた。今回はそのトヨタ車を販売する「愛知トヨタ」からクラウンのハイブリッドを贈られることになった。
 受賞を知ったとき、吉見は「えっ! ボクですか。チェンじゃないんですか?」と、本気で驚いた。確かに防御率ではチェンが上にいる。印象的な快投もあった。だが、現状で吉見がリーグ最多勝だ。安定感のある、勝てる投球をファンは支持した。
 チェンは1カ月ほどリタイアしたが、吉見は一度も離脱することなく、ローテーションを守り続けている。
 リリーフと先発の両方でフル回転した昨季は夏場に一度離脱。トヨタ自動車時代も何度かケガに泣かされた。フルシーズン、元気に投げ続けるのは今年が初めてだ。「疲れというのは感じないですね」。まだまだ元気。クライマックスシリーズ(CS)もある。吉見のシーズン総仕上げはここから始まる。(生駒泰大)
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〈来栖の独白〉
 とにかく、Gに負けるのが一番気分が悪い!! 坂本とか内海、気に入りの選手がいないこともないのだが、Gの金権体質、ミスター以来のバ~ン(大雑把)等など、嫌で、しょうがない。金に飽かしてあれだけ4番、エース級を獲れば、日本一になれないわけがない。オレンジ色を見るだけで、胸が悪い。
 楽天、ひょっとすると、ひょっとするかも。
 相撲は、ドルジが昨日も勝って、連勝。優勝を祈る。「引退を考えて相撲は取らない」、ドルジの言葉。ほんとにそうだ。白鵬がもう一つ負けてくれると、楽になるのだが。

2 コメント

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同感です。ありがとう。 (来栖)
2009-09-26 16:48:14
野球ファンさん。心に沁みるコメント、ありがとう。
 原監督の落合評に接してから、急速に私の受ける感じが変化しました。原さん、監督なって早々に解任させられたことがありましたね。あの時、どうしてもう1年監督としての力量を問うてやらないんだ、と私はフロントに怒りを感じたことを覚えています。
 日経新聞9月25日付けに「原采配 一途な愛」と題して吉野浩一郎さんの記事が載っています。↓
 ---原監督は現役時代、エリートだった。だが、巨人の4番として常に“ON”と比較され、晩年は落合やハウエルなど他球団からの移籍選手のあおりを食った。結果を出しても試合に出してもらえなかったり、好機で代打を送られるなど、屈辱的な場面も経験した。監督になってからも、日本一に輝いた年の翌2003年、フロントとの確執もあり“退任”の憂き目にあっている。(略)そんな“痛み”が原監督の器を大きくした。---
 甲子園の頃からエリートだった原さんの、しかしながら嘗めた屈辱、悲哀。それら痛みが、G愛となって、選手への養育へと繫がったのでしょう。だからこそ、以下の言葉があるのでしょう。私は、初めて原さんの心に触れたように感じ、目から鱗、感動しました。

http://blog.goo.ne.jp/kanayame_47/e/fab19c4f78d82830d23a6516605dd07e
「WBCに中日の選手は一人も出場しなかった。どんなチーム事情があったかは分からないが、日本代表監督の立場としては『侍ジャパン』として戦えるメンバーが中日にはいなかったものとして、自分の中では消化せざるを得なかった。・・・野球の本質を理解した選手が多く、いつもスキのない野球を仕掛けてくる中日の強さには敬服するが、スポーツの原点から外れた閉塞感のようなものには違和感を覚えることがある。今年最初の3連戦、しかも敵地で中日に3連勝出来たことは格別の感があった」

 とりわけ、
>野球の本質を理解した選手が多く、いつもスキのない野球を仕掛けてくる中日の強さには敬服する
 に、彼の客観を見ます。品位すら感じる。教養とは他者を認める能力だ、と私は思うのです。それに比して、落合さんは、行儀が悪すぎる。
 カネに飽かして選手を獲りたいだけ獲って・・・、と思っていましたが、選手の中にG愛が育っている。亀井は云ったそうです。「僕は監督に(何度も)救ってもらった。(監督の背番号と同じ)88回ぐらい、胴上げしたい」と。
 野球ファンさん。教えてくれて本当にありがとうございました。
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多少意義あり (野球ファン)
2009-09-26 11:15:36
Gの金権体質と、あっさり断定しないほうがいいです。一流をひっぱってきているのは事実ですが、選手が行きたいチームだからこそこんなに集まる。その訳を考えた上でコメントしたほうがいい。その理由の一つは、監督が原になってからですが、ファンに感謝する気持ちが明確であり、選手への信頼、尊重、人間教育を行っているからだと思います(全くの私見ですが)。ちなみに私はG党ではありません。が、残念ながらこれは事実だと思います。
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