鈴懸の径 学生時代が懐かしい 2020.12.25

2020-12-25 | 日録

〈来栖の独白 2020.12.25 Fri〉
 《母が亡くなって3年余も経つのに、日々、母のことが想われてならない。「後ろを見ないで、前を向いてガンバ」と、或る人からは言われたが・・・》と愚痴を書き送った手紙に、学生時代の友人から返信。一般的なものの見方といった感じで(それとなく)触れてくれている。卒業し遠隔に暮らしていても、いつも優しく励ましてくれ、寄り添ってくれる掛け替えのない友。前段と後段略で引用させて戴く。

(前段略)
 お手紙にありましたように、人を悼む気持のありようは、人それぞれ違うかと思います。が、お母さまのように、亡くなってから、その人の良さや価値をあらためて再認識するということが多々あります。
 私の母も、最期まで、誠実に真剣に、相談相手になってくれたことで、大きな安心感を(私は)もらいました。その穴を埋めるのは大変です。
 その折々を思い返してくれる人がいなくなったら、本当の意味で亡き人達は、この世から消えていってしまうのですから。喪失感は減じることはないものと思います。このまま思い出して差し上げて下さい。(以下略)

〈来栖の独白〉補遺
 毎日の公園散歩。今日は鈴懸を見上げた。学生時代が懐かしい。

鈴懸の径
 友と語らん 鈴懸の径
 通いなれたる 学舎の街
 やさしの小鈴 葉かげに鳴れば
 夢はかえるよ 鈴懸の


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