元名大生「高齢女性殺害・硫酸タリウム混入事件」 証人尋問「障害の影響、限定的」 控訴審 2017/12/7

2017-12-08 | 少年 社会

2017年12月7日 19時39分
検察側証人「障害の影響、限定的」 元名大生事件控訴審
 名古屋市で知人女性を殺害し、出身の仙台市では高校の同級生らに劇物の硫酸タリウムを飲ませたとして、殺人や殺人未遂などの罪に問われ、名古屋地裁の裁判員裁判で無期懲役判決を受けた名古屋大の元女子学生(22)=事件当時16~19歳=の控訴審の証人尋問が7日、名古屋高裁であった。元学生の精神鑑定医だった検察側証人の舟橋龍秀医師が「元学生の精神障害は軽度で、影響は限定的だった」と述べた。次回は1月15日で、結審予定
 舟橋医師は、一審でも元学生に責任能力があったと証言。控訴審では、元学生が女性を殺害した事件について「状況に応じて臨機応変に対応し、行動はまとまっていた」と分析。受験勉強や部活動も問題がなかった点に触れ「障害は重度でない」と再度強調した。
 一審は、元学生に発達障害と双極性障害(そううつ病)があったと認めたが、影響は限定的だったと判断。弁護側は事件当時は重度の障害で責任能力はなかったと無罪を主張している。
 一審判決によると、元学生は名大1年で19歳だった2014年、名古屋市昭和区の自宅で知人の森外茂子さん=当時(77)=を手おので殴った上、首を絞めて殺害。仙台市の高校に通っていた12年には、同級生ら2人に硫酸タリウムを飲ませ、殺害しようとした。(中日新聞)

 ◎上記事は[中日新聞]からの転載・引用です *強調(太字)は来栖
――――――――――――――――
殺人・タリウム事件 元名大生の闇 「殺さぬ自分、なるのは難しい」 控訴審 2017/10/27 
元名大女子学生「高齢女性殺害・硫酸タリウム混入・放火事件」に無期懲役の判決 名古屋地裁2017/3/24
「タリウム女子」は法廷で「検事も弁護人も殺したい」 「19歳殺人鬼」顔・実名隠しに何の意味があるのか 『週刊新潮』2017/3/2号
◇ 「酒鬼薔薇君、大好き♪ 少年法マンセー!」心に魔物を育てた名大女子学生の履歴書 『週刊新潮』 2015年2月12日号
..............


コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。