[国民の生活が第一]宮城1区~横田匡人氏を擁立/2区~きづな・斎藤恭紀衆院議員と連携

2012-10-25 | 政治/検察/裁判/小沢一郎/メディア

「小沢・生活」が攻勢 衆院選宮城2区、きづなと共闘意欲
河北新報 2012年10月25日木曜日
 小沢一郎代表率いる新党「国民の生活が第一」は24日、次期衆院選の宮城1区に横田匡人元仙台市議(47)を擁立する方針を打ち出し、同党の宮城進出が始まった。2区では新党きづなの斎藤恭紀衆院議員(43)との連携に意欲を見せており、大票田の仙台を足掛かりに県内への攻勢を一気に加速させる構えだ。
 「仙台の選挙区は、小沢代表が注目している最重点地域だ」
 横田氏とともに仙台市内で記者会見した生活の樋高剛幹事長代理は、小沢氏の名前を挙げ、仙台進出の意義を語った。
 生活と同様、民主党から分裂して誕生したきづなとの共闘も強調。「衆院で統一会派を組んでいる同志。同じ行動を取るのが普通で、違和感はない」と「反民主連合」の構築に自信を見せた。
 樋高氏は3、4区での候補者擁立にも言及し「可能性は否定できない。むしろ高いのではないか。小沢氏は地元岩手の隣県である宮城を大切にしている」と含みを持たせた。
 生活の誘いを斎藤氏は歓迎する。取材に対し「政策は同じだから両党は合流するのが前提だ。公党間での協議はこれからだが、地元レベルでは何の障害もない」と同調する考えを示した。
 民主党にとって党の地盤を崩しにかかる両党の圧力は、今後さらに強まりそうだ。民主党県連の木村勝好幹事長代理は「両党の合流や連携はこれまでの流れを考えれば予想の範囲内だったが、3、4区にも広がるとなれば話は別だ」と厳しい表情で話した。
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[生活]小沢一郎代表 宮城攻め再開 宮城1区~横田匡人氏 / 秋田1区~高松和夫氏出馬表明 2012-10-21 | 政治/検察/裁判/小沢一郎/メディア 
 「剛腕」今も?各党警戒 小沢氏、宮城攻め再開の動き
 河北新報2012年10月21日日曜日
 次期衆院選に向け、新党「国民の生活が第一」を率いる小沢一郎代表が、宮城進出の動きを強めつつある。小沢氏は宮城と浅からぬ因縁がある。かつて仙台市内に個人後援会を築き、国政選挙や知事選で陰に陽に力を見せつけた。久々に宮城で動きだした小沢戦略。民主党を中心に各党が注視している。
 小沢氏は宮城1区に元民主党仙台市議の横田匡人氏(47)を立てる方針を固め、他の選挙区でも参戦をうかがう。横田氏擁立に当たっては10月に自ら仙台市入りし、説得に当たった。
 小沢氏が宮城県政界に足掛かりを得たのは、新進党党首だった1996~97年ごろ。96年2月、個人後援会「宮城一政会」を設立。仙台に支店を置くゼネコンや企業経営者を主要メンバーに並べ、豊富な資金力を背景に活動を強めた。
 97年9月には新進党宮城県連会長に就任した。前任の愛知和男元防衛庁長官の自民党復党に伴う対応だが、他県の議員が県連を仕切る「剛腕」ぶりを見せた。
 当時、新進党系だった藤原範典県議(民主党)は、組織を意のままに動かす小沢選挙を目の当たりにした。
 「仙台市中心部のビルの一室に、紺の背広が100着くらい並んでいた。一政会所属の企業社員とみられる人たちが、それを着て名簿を手に、次々と企業回りに出掛けていった」
 97年の宮城県知事選では再選を目指す当時の浅野史郎知事に対し、自民党とともに市川一朗元参院議員を擁立した。建設業界を中心に強烈なてこ入れを展開したが、「無党派」を掲げた浅野氏の勝手連選挙に敗れた。
 新進党解党後の98年、小沢氏は自由党を結成。2001年参院選比例代表に、愛知和男氏の秘書を務めた菅原敏秋元仙台市議会議長を擁立した。
 菅原氏は敗れたが、「党の比例票の上積みを狙ったのだろう。東北を押さえるためには宮城を外すことはできない」と小沢氏の計算を振り返る。
 民主党と合併後、2005年の宮城2区補選には、主宰する政治塾で学んだ女性候補を擁立。小沢氏は何度もてこ入れに入り、秘書部隊が強力な組織戦を展開した。05年衆院選も同じ候補で挑んだが、いずれも議席を獲得できなかった。
 一連の政治行動をめぐっては「宮城県政界への影響力を強めるのが狙い」という警戒感と、「小沢氏は宮城で勝っていない。岩手と宮城は別」との見方が交錯してきた。
 次期衆院選の宮城で、小沢氏はじわじわと圧力を広げそうだ。民主党県連幹部は「宮城関係の国会議員7人は全員、民主党に残留した。小沢氏は宮城に照準を絞ってくるはずだ」と予測する。
 今回の小沢氏の狙いについて、複数の政党関係者は「党勢拡大と比例票の上積み」で一致する。菅原氏は「横田氏擁立の背景は(01年参院選の)自分の時と重なって見える」と話した。
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「政治流転」東北の1区攻防が激変 次期衆院選の展望/岩手では「小沢王国」の消長も焦点 2012-10-09 | 政治/検察/裁判/小沢一郎/メディア
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