トヨタ自動車の高級車ブランド「レクサス」販売台数

2009-10-27 | 社会
レクサス巻き返し 3カ月連続2けた増へ
産経ニュース2009.10.27 21:07
 トヨタ自動車の高級車ブランド「レクサス」の10月の販売台数が5営業日を残した23日現在で前年同期比52%増の約2400台に達したことが27日分かった。3カ月連続の2けた増となるのは確実で、累計で4割近くも落ち込んだ今年前半から急回復している。その原動力となっているのが7月発売されたレクサスブランド初のハイブリッド車(HV)「HS250h」だ。優れた環境性能が販売を引っ張る構図が鮮明になっている。
 5月を除き前年割れだったレクサスの販売は7月に前年同期比6%増、8月が47%増、9月が32%増と順調に伸びた。10月は23日現在で昨年10月の販売台数(2284台)を大幅に上回っている。
 7月に投入した「HS250h」の受注が好調で、「レクサスブランドの販売を押し上げる大きな牽引役となっている」(関係者)という。HS250hは価格を400万円を切る395万円に設定。燃費はガソリン1リットル当たり23・0キロと通常の高級セダンより格段に向上した。高級車ユーザーにも広がる環境志向にマッチした。
 トヨタのHVでは、トヨタブランド「新型プリウス」が相変わらず好調で、10月の販売は23日現在、約1万4800台。9月に続いて3万台を超える可能性がある。トヨタ、レクサス両ブランドを合わせた販売も約25%増で推移。2年前に比べても上回るペースで、HVを持つメーカーならではの強さが証明されている形だ。

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