4月27日夜、執行 「ぞっとする」最期 死刑囚の弁護士が調査要求 米アーカンソー州 2017/4/29

2017-04-29 | 死刑/重刑(国際)

米アーカンソー州、11日間で4人目の死刑執行
2017年04月28日 18:00 発信地:ワシントンD.C./米国
   米アーカンソー州で27日に刑が執行されたケネス・ウィリアムズ死刑囚(2017年3月17日撮影)。(c)AFP/ARKANSAS DEPARTMENT OF JUSTICE
 【4月28日 AFP】米アーカンソー(Arkansas)州は27日、死刑囚8人に対する集中的な刑執行計画の最後に予定されていた1人に対し、刑を執行した。
 アーカンソー州は、死刑の薬剤注射に使うために所有する薬物の法的な使用期限が迫っているとして、11日間に8人の死刑囚に対する刑の執行計画を明らかにしたものの、性急過ぎるとの批判の声が上がり、激しい法廷闘争を招いていた。
 執行計画については死刑囚の弁護士からの異議申し立てだけでなく、製薬会社からも自社製品が刑執行の際に使用されることに反対する声が上がっていた。
 計画に含まれていた死刑囚4人は執行差し止めを勝ち取った一方で、アーカンソー州は20日に2005年以来初めてとなる死刑を、続いて24日には約17年ぶりとなる一日に2人の死刑を執行。そして27日には、8日間で4人目となるケネス・ウィリアムズ(Kenneth Williams)死刑囚に対して刑を執行した。(c)AFP/Sébastien BLANC

 ◎上記事は[AFP]からの転載・引用です
――――――――――――――――――――――――
「ぞっとする」最期 死刑囚の弁護士が調査要求 米アーカンソー州
 2017年4月29日 19時25分 AFPBB News
  【AFP=時事】米アーカンソー(Arkansas)州で性急な死刑執行計画をめぐる激しい法廷闘争の末、最後の1人となるケネス・ウィリアムズ(Kenneth Williams)死刑囚(38)に対する刑が27日夜に執行されたことを受け、同死刑囚の弁護士は28日、ガタガタとけいれんし続けていたとする様子を伝え、最期は「ぞっとする」ものだったと述べた。
 ウィリアムズ死刑囚は、1週間余りで相次いで死刑が執行された4人の最後の1人だった。同州で死刑が執行されたのは2005年以来初めて。
 弁護士のショーン・ノーラン(Shawn Nolan)氏は声明で、「報道によれば、私たちの依頼人は死刑執行から3分以内にせき込んでけいれんし始め、ガタガタいう音はマイクの電源を切っても聞こえるほどだった」「立ち会った人々の証言からは、刑が執行される間、ウィリアムズ氏が苦しんだことが分かる」と主張している。
 エーサ・ハチンソン(Asa Hutchinson)州知事の広報担当者は、死刑囚の体が動いたのは使用された薬剤に対する「筋肉の不随意運動」だとコメントしているが、ノーラン氏はこれを「言い逃れ」だと一蹴。同氏と米国自由人権協会(ACLU)の同州支部は、過度の苦痛をもたらす死刑執行ではなかったか、調査を求めている。
 今回の集中的な死刑執行は、薬物注射に使用される薬物の一つ、催眠鎮静剤のミダゾラムの使用期限、4月30日に間に合わせるよう計画されたもので、同州は11日間に8人の死刑囚に対する刑の執行計画を明らかにしていた。
 国連(UN)や欧州連合(EU)も抗議の声を上げ、計画に含まれていた死刑囚4人は執行差し止めを勝ち取っていたが、同州は8日間で最後の4人目となるウィリアムズ死刑囚に対する刑を執行した。
【翻訳編集】AFPBB News 

 ◎上記事は[livedoor NEWS]からの転載・引用です
――――――――――――――――――――――――
8日間で4人死刑執行 薬物使用期限迫り <米国アーカンソー州> 2017/4/27
<米国アーカンソー州>駆け込み死刑執行2017/4/20 薬物期限迫り11日間で8人計画 注目される鎮静剤ミダゾラム
...........


コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。