トヨタ、営業赤字が縮小 4~9月予想比、エコカー好調

2009-10-29 | 社会
 トヨタ自動車の2009年4~9月期は本業のもうけを示す連結営業損益(米国会計基準)が2500億円前後の赤字(前年同期は5820億円の黒字)になったもようだ。従来予想は4000億円の赤字だった。各国の需要刺激策などを背景に自動車販売が回復。為替相場が想定より円安で推移したことも寄与し、赤字幅が縮小した。
 09年4~9月期の1株当たり配当(中間配当)は、前期の期末配当と横ばいの35円とする公算が大きい。前期の中間配当は65円だった。
 売上高は8兆3000億円前後となったようだ。前年同期に比べ32%減少したが、従来予想を5000億円程度上回る。連結販売台数は25%減の約320万台と従来計画を20万台程度上回ったとみられる。国内は環境対応車への減税措置などでハイブリッド車「プリウス」が好調。海外は中国などアジアで新車販売が伸びた。北米や欧州は2~3割減少した。(日経新聞2009/10/29)

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