姉歯秀次被告 最高裁判決 上告棄却 2008/2/19 (懲役5年、罰金180万円とした1、2審判決が確定)

2008-02-21 | 社会

姉歯被告に懲役5年の実刑判決 耐震偽装事件で東京地裁
 asahi.com 2006年12月26日14時34分
 耐震強度偽装事件で、建築基準法違反や議院証言法違反などの罪に問われた元1級建築士の姉歯秀次被告(49)に対する判決が26日、東京地裁であった。川口政明裁判長は「無責任な行為で、建築業界全体への国民の信頼をかつてないほど低下させた」と述べ、姉歯被告に求刑通り懲役5年罰金180万円の実刑を言い渡した。姉歯被告から建築士の名義を借り、無資格で設計監理したとして建築士法違反の罪に問われた秋葉三喜雄被告(46)は懲役1年2カ月執行猶予3年(求刑懲役1年2カ月)とされた。
 偽装事件で起訴された6人のうち有罪判決を受けたのは、これで4人になった。
 ◎上記事は[asahi.com]からの転載・引用です
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<耐震偽造>姉歯被告、実刑確定へ 最高裁が上告棄却
 2008/02/21 毎日新聞
 耐震データ偽造事件で、構造計算書を改ざんしたとして建築基準法違反などに問われた元1級建築士、姉歯秀次被告(50)に対し、最高裁第1小法廷(甲斐中辰夫裁判長)は19日付で上告を棄却する決定を出した。懲役5年、罰金180万円とした1、2審判決が確定する。この事件で実刑確定は初めてで、近く収監される見通し。
 弁護側は「実刑は重過ぎ、破棄しなければ著しく正義に反する」と執行猶予を求めていたが、小法廷は「上告理由に当たらない」とだけ述べて退けた。
 姉歯被告は、当時、罰金刑しかなかった耐震偽造(建築基準法違反)は全面的に認めつつ、法定刑が懲役刑の国会での偽証(議院証言法違反)では無罪を訴えた。だが1、2審は、偽証に関し「実態解明と適切な行政指導を遅らせた」などとして実刑を言い渡していた。
 1、2審判決によると、姉歯被告は03~05年、神奈川県藤沢市の「グランドステージ藤沢」などマンションとホテル計6棟で構造計算書を偽造し強度不足の建物を完成させた。05年12月には、衆院国土交通委員会の証人喚問で、鉄筋量を減らすよう圧力をかけられたと虚偽の証言をした。また03~04年、1級建築士の名義を貸した。
 姉歯被告を含め、同事件で起訴された6人中4人は1審の執行猶予付き有罪判決が確定。詐欺罪に問われたマンション販売会社「ヒューザー」元社長、小嶋進被告(54)は来月、東京地裁で判決がある。
 ◎上記事は[毎日新聞]からの転載・引用です
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「耐震強度偽装事件」姉歯秀次元建築士の妻 自殺 事件の周辺でいつも苦しい思いに悩むのは家族だ 2006-03-29 
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