メサイアの演奏会

2007-11-13 | 日録

 芸術劇場へ、メサイアの演奏(名音大)を聴きにいった。生硬な演奏。ストリングスの音は揃っていないし(低音部が特に悪い)、ソリストは、アルト・テノールが最低。まだまだ身体が、楽器になっていない。コーラスもアルトがくすんでしまっている。出だしも緊張感を欠く。

 メサイアを聴くと、毎年の事ながら「今年も、もうこんな季節になったか」と感じる。今年は夏が長かったので、余計に季節がピンと来ない。学生の頃、私もメサイアを演奏したが(アルト)、クリスマスを身近に感じたものだ。

 メサイアは、起伏に富んだメロディが続く。人の気を逸らせない。学生の頃、「神の子羊」のメロディが大好きだった。本日の演奏、終わりにゆくほど、少し上手くなっていったのが、救いだった。


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