【夏巡業奥州場所】翔猿が救急車で搬送 ぶつかり稽古後に倒れ込み自力で動けず 脱水症状か
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大相撲夏巡業が8日、岩手県の奥州市総合体育館で行われた。
幕内・翔猿(31=追手風部屋)が救急搬送されるアクシデントが発生した。この日、今回の夏巡業で初めて幕内の申し合い稽古に参加。4番取った後にぶつかり稽古で横綱・照ノ富士(31=伊勢ケ浜部屋)の重い胸を借りた。約8分間、何度も転がされたり押し返されて仰向けに倒れたりでフラフラに。最後は気力を振り絞って押し切ったが、土俵から降りるとうずくまって動けなくなってしまった。
【写真】担架で搬送される翔猿(画像略=来栖)
その3分後、異変に気付いた親方衆に促されて幕内・北青鵬(21=宮城野部屋)と十両・熱海富士(20=伊勢ケ浜部屋)が救助に入り、2人がかりで抱えられて花道を下がった。関係者によると、脱水症状に陥った様子。このとき翔猿は自力ではほとんど立てない状態だった。その後は椅子に座って水分補給したが、また倒れ込んで動けなくなった。そこから約10分後に救急隊員が駆けつけ、担架で搬送。救急車で近くの病院へと向かった。
救急車に乗り込む時も意識ははっきりしていた様子。ぶつかり稽古が終わってから救急車が出発するまで約30分を要した。大事に至らないことを祈る。
最終更新:スポニチアネックス
◎上記事は[Yahoo!JAPAN ニュース]からの転載・引用です
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〈来栖の独白 2023.08.08 Tue〉
「来月は秋場所だけれど、お相撲さん、この暑さでも稽古か。どんなに大変だろう」と、考えていた。高校生の甲子園野球も、然り。「甲子園」は伝統もあり、他の室内で、というわけにはいかないか。毎年、思う。特に暑さ異常の本年は、このままの実行、如何なものか。
「来月は秋場所だけれど、お相撲さん、この暑さでも稽古か。どんなに大変だろう」と、考えていた。高校生の甲子園野球も、然り。「甲子園」は伝統もあり、他の室内で、というわけにはいかないか。毎年、思う。特に暑さ異常の本年は、このままの実行、如何なものか。