死刑執行の遅れ「国民に不信感」

2006-10-27 | 死刑/重刑/生命犯

 長勢甚遠法相は27日午前の閣議後の記者会見で、死刑判決が確定してから執行されるまで平均7年5カ月かかっていることについて「国民からすれば確定した後、そういうこと(執行)がないということは、法に対する不信感は生じることだろうと思う」と述べた。 
(時事通信) - 10月27日11時1分更新

--------------------------------------------

判決確定から死刑執行の平均拘置期間、約7年5か月

 法務省の小津博司刑事局長は26日の参院法務委員会で、死刑判決確定から執行までの平均拘置期間が約7年5か月であると明らかにした。

 1996年から2005年までに執行した元死刑囚32人を対象に調べた。死刑が確定した死刑囚は9月末現在で90人で、このうち、再審請求中などを理由に数人の拘置期間が20年を超えている。

 刑事訴訟法は「死刑は確定後6か月以内に執行しなければならない」と定めているが、執行時期に関する細かな規定はない。

 小津局長は「人命を奪う刑罰の執行であるため、すべて機械的に執行すると妥当を欠く場合もあり、慎重を期している」と説明した。
(読売新聞) - 10月26日21時15分更新


コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。