寝屋川中1殺害事件 死刑判決の山田浩二被告、再び控訴取り下げ(2020/3/24付) 毎日新聞

2020-03-31 | 死刑/重刑/生命犯

大阪・寝屋川の中1男女殺害 死刑判決の被告、再び控訴取り下げ

 2020/3/31(火) 11:50配信 毎日新聞 
 大阪府寝屋川市の中1男女殺害事件で、死刑判決を受けた山田浩二被告(49)が、再び控訴取り下げを求める書面を24日付で提出していたことが、大阪高裁への取材で判明した。1度目の取り下げでは、高裁が「無効」と判断した後、高裁の別の裁判長が審理を差し戻し、結論が出ていない。高裁は2度目の書面についても取り扱いを検討する。
  山田被告は31日、大阪拘置所で毎日新聞の接見に応じ、取り下げについて「今は話せない」と語った。
  1審・大阪地裁の裁判員裁判は2018年12月、山田被告に死刑を言い渡した。19年5月、山田被告は自ら控訴を取り下げて死刑が確定したが、弁護人が取り下げを無効とするよう高裁に申し入れた。
  高裁第6刑事部は同年12月、被告が死刑確定を明確に意識していなかった疑いがあり、「直ちに判決を確定させることに強い違和感を覚える」と指摘。取り下げを無効と判断した。
  しかし、検察側が申し立てた異議審で、高裁第1刑事部は20年3月、無効決定について「合理的な根拠を示していない」と指摘し、審理を第6刑事部に差し戻した。弁護側は最高裁に特別抗告している。
  1審判決によると、山田被告は15年8月、星野凌斗さん(当時12歳)と平田奈津美さん(同13歳)を殺害。遺族の代理人の奥村昌裕弁護士は「被害者を置き去りにして司法が振り回されている。早く結論を出してほしい」と話した。【伊藤遥、藤河匠】
  最終更新:3/31(火) 11:55 毎日新聞

 ◎上記事は[Yahoo!JAPAN ニュース]からの転載・引用です
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