光市事件差戻し審では、気前よく証拠採用したが・・・。

2008-04-26 | 光市母子殺害事件

 広島高裁楢崎裁判長は、弁護側証拠申請を気前よく受け容れていった。「(如何なる判決が出たにせよ)裁判所はしっかり吟味したぞ」ってとこを見せるために、どんどん証拠採用したのかな、というふうに捉えていたが、上告審(今後)のことを併せて考えたとき、ぞっとした。

 上告審で証拠提出できないように、使い切らせたのではないか。安田さんを、一転有罪に決めるところだ。一方、事件裁判の当初において本村氏に「一緒に闘ってください」とも言った検察である。

 判検一体となって子供の命を犠牲にし、厳罰化を進めようとしている・・・・。


5 コメント

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TBありがとうございました ()
2008-04-27 08:37:14
トラックバックありがとうございます。
22日が光市事件の死刑判決、23日が安田弁護士の逆転有罪判決となれば、最初から筋書きが決まっていたのではと邪推したくなります。
証人や証拠の申請を認め、それをすべて否定することで、弁護側が最高裁で手も足を出せないようにするという筋書きです。
裁判を傍聴していた新聞記者も、判決では弁護側の主張がまったく認められなかったのには驚いたと言ってました。
もう一つ邪推をすると、本村さんの手記が26日発売の月刊誌「WiLL」に掲載されることが24日わかったということです。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080424-00000132-san-soci
手記は400字詰め原稿用紙50枚分ですよ。
22日正午に判決が出て、それから記者会見して、そしてたった二日で手記を50枚も書けるとは思えません。
前もって判決を知っていたのではという気がします。
結局、裁判は茶番にすぎず、弁護団は踊らされていただけなのかもしれません。
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記事を参考にさせていただきました (INSIGHT)
2008-04-27 12:49:03
はじめまして。

今回の判決要旨を読むにあたって上野正彦医師の鑑定内容を知りたくなり、貴サイトを参照させていただきましたので、TB代わりにコメント差し上げます。

事実関係に忠実であることが結局は加害者・被害者側双方の人権を守ることになると考える者にとって、今回の判決は大変な脅威になるのではないかと思っています。

もしおっしゃられるように上告審での弁護を無力化する意図が働いていたのだとすると、もはや裁判と呼ぶに値しないものと言わざるを得ません。そういった可能性まで考えなければいけないのかと思うと、言葉を失います。
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政治との関わり ()
2008-04-29 08:29:45
衆院山口2区補選で本村さんは自民党候補の応援をしたそうです。
「最後は、山口県光市の母子殺害事件の遺族である本村洋さんまで応援に引っ張り出したほどだ」
http://www.zakzak.co.jp/top/2008_04/t2008042830_all.html
これはコメントに反映されなくてけっこうです。
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お詫び (来栖宥子)
2008-04-29 10:40:24
INSIGHT様。
コメント、ありがとうございました。お返事が遅くなってしまいました。
 拙サイト、閲覧戴いてありがとうございます。司法は、予想したよりも早期にメルトダウンが始まっているように感じます。
 貴サイト、拝見させていただきました。またお邪魔させてくださいね。
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政治との関わり (ゆうこ)
2008-04-29 10:47:38
円さま。
 戴いたコメント、「反映させなくて結構です」という御意向でしたが、反映させていただいています。ご案内の記事、ありそうなことだと思いました。お許しいただけますか。
 ご案内の自民党の件は節義のないものですが、本村氏の言動が決して「妻子が殺害されただけ」に留まらなかったことの表れ、結果でしょう。空気を読んだのでしょう。
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