総選挙公示と金大中元大統領死去

2009-08-19 | 政治

新S くらべる一面 「編集局から」
朝日新聞
 ニュースというのは、重なるときには重なるものですね。東京では夕刊編集作業が終わった直後の午後2時前、ソウルから金大中元大統領死去の報が飛び込んできました。そこで、本日の朝刊1面は総選挙公示と元大統領死去の二本立てとなりました。総選挙公示関連では自民、民主両党が「暮らし重視」で競い合う構図を多面展開しています。元大統領に関しては、韓国の民主化を推進した側面と、東京からの拉致事件という二大要素を軸に大きく紙幅を割きました。(圭)
日本経済新聞
 12日間の選挙戦がスタートしました。田勢康弘・客員コラムニストが自民党の「責任力」、民主党の「政権交代。」という妙な日本語、新製品の広告のようなキャッチフレーズに触れています。両党の論戦を象徴しているような気がします。金大中元韓国大統領が死去しました。日本での拉致、光州事件での死刑判決、そして大統領へという波乱の人生、韓国民主化に果たした功績、南北首脳会談の評価など総合面、国際面、社会面で紹介しています。(岡)
読売新聞
 いよいよ衆院選の公示です。30日の投開票に向けて、政権選択がかかった12日間の選挙戦が始まりました。解散から日数が経ちすぎて、いまさら感があるかもしれません。すでに投票する候補者や政党を決めている人も多いでしょう。しかし、この12日間は日本の将来を左右する極めて重要な期間です。投票日まで、本紙は読者の皆様の選択の参考になる情報を提供し続けていきます。それが新聞の務めであり、かつ醍醐味だと信じて。(松)

〈来栖の独白〉 「くらべる一面」、如何にも読売らしい。


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