谷繁捕手 独占インタビュー「開幕スタメン落ちも」 / 達川バッテリーコーチ、谷繁監督に開幕マスク指令

2013-10-23 | 相撲・野球・・・など

谷繁捕手開幕スタメン落ちも/独占インタビュー
 日刊スポーツ 2013年10月22日11時23分
 中日谷繁元信兼任監督(42)が日刊スポーツの独占インタビューに応じ、理想の監督像を語った。12球団最年少の監督となるが、2球団11人の監督のもとでプレーした経験を指揮官として生かす考えだ。また、自身の来季開幕スタメンについても「分からない」と明言。「捕手谷繁」も含め、選手全員を競争させてV奪還を目指す。【取材・構成=桝井聡】
---選手と兼任で監督を引き受けた
谷繁監督 やったことないことだから、それに対してやらなきゃいけないと考えるとしんどい。ただ、就任の会見で言ったようにオーナーはじめ中日ドラゴンズというチームに望まれたっていうことが大きい。自分で無理と思うとそこですべてが止まってしまう。そういうことはしたくない。
---周囲からは「谷繁監督」と呼ばれる
谷繁監督 立場的なこともあるし、慣れないといけない。選手は自分より年上というのは山本さんしかいないから、大丈夫だと思う。ただ、球団関係者やトレーナー、裏方で年上の方たちが僕に対して敬語で話されている。そこは慣れていかないといけない。
---15日には落合GM、森ヘッドコーチと3者会談。コーチ人事や補強は
谷繁監督 もうこの時期だから、進んでないとおかしいでしょ(笑い)。少しずつはやってる。(編成については)まずは今いる選手が基本。そりゃそう。今いる選手がベースになるわけだから。
---目指す監督像は
谷繁監督 これまで25年、11人の監督に仕えていろんな野球を見てきた。いろんな野球の進め方を間近で見てきた。やっぱり、監督の色っていうのがある。その人、その人の考えがあっていいと思う。俺が理想の監督は? と聞かれれば、すべて兼ね備えた監督と答える。
---具体的には
谷繁監督 例えば見る力、決断力、我慢する力、コミュニケーション力。優しい心を持ってる。それでいて鬼の心もある。プロ野球ってツキとか運とか勢いとかで、シーズン乗り切れるというのはまず無理。だから瞬時の決断力であったり、選手、コーチとのしっかりしたコミュニケーションがないとダメだと思う。自分が考える監督に必要な力をすべて持つ。それが理想。
---就任会見では「年齢は関係ない。チーム内で力がある人が試合に出る」と話した。開幕戦の捕手は
谷繁監督 そりゃ、分からない。ちゃんと自分が準備できて、その状態であるんであればあるだろうし、他のキャッチャーと比べてどうかを判断して決めると思う。
---谷繁兼任監督のスタメン落ちも
谷繁監督 もちろん、あり得る。(監督目線で)見極めると思う。
---19日から2日間、宮崎でフェニックスリーグに参加中の若手をチェック。期待の若手は
谷繁監督 個人の名前を挙げる時期じゃない。とにかく人のためじゃなく自分のために、何が足りなくて何が必要かを考えてやってほしい。
---選手としては野村克也氏(元南海、西武)が持つ通算最多出場(3017試合)まであと117試合
谷繁監督 その数字にこだわりがあるというわけじゃない。ただ、現実的にそういう数字がある。気にしないということはない。ゼロではない。ただ、これまでも1試合、1試合の積み重ねでここまで経験を積んできた。そういう自分の形というかスタイルは変わらない。
---来季の目標は
谷繁監督 変わらない。選手の時もそうだけど、いつも優勝したいと思ってやってきた。
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【中日】達川バッテリーコーチ、谷繁監督に開幕マスク指令
2013年10月23日06時00分  スポーツ報知
 中日のバッテリーコーチに就任する達川光男氏(58)=スポーツ報知評論家=が22日、谷繁選手兼任監督を開幕スタメンに“指名”した。この日、名古屋市内の球団事務所を訪れて1年契約を結び、背番号は90に決定。その後の就任会見で捕手陣の構想について「監督は白紙と言っているけど、ぜひコンディションを整えて、競争で勝ち取って、開幕スタメンで出てもらいたい」と熱望した。
 「新監督がどういう野球をしたいのか、早く把握して谷繁野球がやりやすい環境をつくっていきたい」。99年から2年間、広島で指揮を執った達川氏は青年監督のサポート役に徹する考えを示したが、開幕マスクだけは別だ。谷繁監督は自身も含めた競争の方針を明かしているが、達川氏は「試合開始5分前にレガースを着けてメンバー交換をして、そのままキャッチャーボックスに行く。谷繁ドラゴンズの門出を飾ってほしい」と、兼任監督らしい船出を思い描いた。
 一方で落合GMからも要望されているように当然、捕手・谷繁の後継者育成は至上命令だ。「私が知ってるこのポジションのすべてを伝えていけるように努力したい」と言葉に力を込めた。GMが「オレは能力を買ってるだけ。彼の野球経験をこのチームに生かさないといけない。持ってるすべてのものを出してもらう」と最大級の期待を寄せる組閣の目玉。中日の長年の課題解消へ、全精力を注ぐ。
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「落合博満前監督から学んだこと」谷繁元信・中日ドラゴンズ捕手 2012-01-27 | 野球・・・など 
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