産経ニュース 2016.2.4 18:05更新
【川崎中1殺害】無職少年に懲役10~15年求刑 「主犯格として最も重い責任負うべき」
川崎市の多摩川河川敷で昨年2月に起きた中学1年、上村遼太さん=当時(13)=殺害事件で、殺人と傷害の罪に問われた無職少年(19)の裁判員裁判の第3回公判は4日午後も横浜地裁(近藤宏子裁判長)で続き、検察側は「数ある少年事件の中で特に悪質性が高い」として、不定期刑の上限の懲役10年以上15年以下を求刑した。判決は10日。
検察側は論告で「(起訴された3人の中で)主導的で、主犯格として最も重い責任を負うべきだ」と指摘した。
これまでの被告人質問で少年は「最初は脅すつもりで切り付けたが、やめられなくなった」「救急車を呼ばれて、逮捕されるのが怖かった」と経緯や動機を供述した。
起訴状によると、昨年1月17日午前2時ごろから約30分間、横浜市内で上村さんの顔を殴るなどして約2週間のけがをさせたほか、同2月20日午前2時ごろ、首を多数回切るなどして殺害したとしている。
◎上記事は[産経新聞]からの転載・引用です *強調(太字・着色)は来栖
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◇ 川崎中1(上村遼太さん)殺害事件 主犯格少年 第2回公判 2016/2/3 被告人質問②「死刑、覚悟はあります」
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