2人殺害関与告白の死刑囚 矢野治被告 2回目の被告人質問「上申書、残る1件も嘘書いた」2018/11/21

2018-11-22 | 死刑/重刑/生命犯

殺人上申書、残る1件もうそ書いた 死刑囚
毎日新聞2018年11月21日 19時04分(最終更新 11月21日 19時04分)
 死刑確定後に2件の殺人事件を告白し、殺人罪に問われた指定暴力団住吉会系元会長、矢野治被告(69)の裁判員裁判は21日、東京地裁=楡井(にれい)英夫裁判長=で2回目の被告人質問があった。矢野被告は前回の被告人質問で1件について殺人に関与したとする上申書の内容を否定したのに続き、残る1件についても「(上申書に)うそを書いた。被害者の名前も知らない」と述べ、改めて無罪を主張した。
 この日の被告人質問は、住吉会系元幹部ら3人=いずれも容疑者死亡で不起訴=と共謀し、1996年に神奈川県伊勢原市内に止めた車の中で津川静夫さん(当時60歳)を殺害したとされる事件について実施された。
 矢野被告は事件当時、別の組幹部から「伊勢原の件で若い衆を貸してくれ」と頼まれて配下の元組員を行かせたところ、幹部から「まずいことになった」と連絡を受けたと説明したが、「何のトラブルかは聞いていない」と述べた。
 この元組員が19日に証人出廷し「(被告から)『伊勢原で穴を掘ってほしい』『人を埋めてほしい』と頼まれた」と証言したことについては「『対処しろ』とは言ったが『埋めろ』とは言っていない。(元組員の証言は)全くのでたらめで、うそだ」と強く否定した。【蒔田備憲、伊藤直孝】

 ◎上記事は[毎日新聞]からの転載・引用です*強調(=太字)は来栖
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