谷繁監督“解任”で問われる中日落合氏「GM」としての資質
2016年8月11日 10時26分 日刊ゲンダイDIGITAL
こういうのをトカゲの尻尾切りというんじゃないか。
48年ぶりの8カード連続負け越し、9日の試合前時点でセの最下位に低迷する中日が、成績不振で谷繁元信監督(45)を休養させたことだ。「苦戦を強いられているけじめをつけてもらうべく休養をお願いした」(佐々木球団社長)というから、事実上のクビだ。
ヤクルト戦前のナゴヤドームで会見を行った谷繁監督は、「与えられた戦力で結果が出せなかった。こういう形で去るのは寂しさも悔しさもあるが、勝負の世界では仕方ない」と話した。
谷繁監督とツーカーの佐伯貴弘守備コーチ(46)も休養し、森繁和ヘッドコーチ(61)が監督代行を務める。
谷繁監督が指揮を執った14年以降の成績は4位と5位。確かに「与えられた戦力」で結果が出せなかった。采配や選手起用にも問題はあったろう。しかし、それ以前に「与えられた戦力」は問題だらけ。中でもドラフトはヒドかった。
落合GMが誕生した13年のオフ以降に入団した選手で、モノになったのは又吉と祖父江の中継ぎ投手2人くらい。特に14年は大学、社会人、独立リーグから9人も獲得したものの、戦力らしい戦力になったのはひとりもいない。即戦力にこだわり、将来性ある高校生には目もくれなかったにもかかわらずだ。
FAにしてもオリックスの金子や西武の炭谷を狙いながら、結果として手に入れることができなかった。
選手のクビを切ったり、給料を下げたりして人件費を下げた功績はあるにせよ、編成部門の責任者として現場に十分な戦力を与えることはできなかった。この日の会見で報道陣から佐々木社長に落合GMの責任に関する質問が相次いだのも当然なのだ。
その落合GMはおとがめなしどころか、「次期監督人事に大きな影響力を持っている」(放送関係者)という。
「谷繁監督に加えて佐伯コーチの休養、二軍から腹心の辻コーチを昇格させたのも落合GMの意向でしょう。次期監督の本線は落合GMが連れてきた小笠原二軍監督の内部昇格。二軍監督1年目ながら現在、ウエスタンであのソフトバンクと首位争いをしています。昨シーズン限りで現役を引退した山本昌の名前も内部で取りざたされていると聞きました」(同)
責任を問われるどころか、まだまだ球団内部で隠然たる力をもっている様子。詰め腹を切らされた谷繁監督が「与えられた戦力で結果が出せなかった」と言ったのは、落合GMへの当てつけと思いたくもなるのだ。
◎上記事は[日刊ゲンダイDIGITAL]からの転載・引用です
----------
【中日】「落合GM辞任要求」大多数!谷繁監督“解任”一夜明け抗議電話殺到
2016年8月11日5時52分 スポーツ報知
中日・谷繁元信監督(45)の事実上の解任から一夜明けた10日、名古屋市内の球団事務所にはファンからの抗議の電話が殺到した。9日の会見でファンからの厳しい声が休養理由と釈明していた佐々木崇夫球団社長(69)は「(この日は)賛否両論あった」と説明。だが、ある球団関係者は「電話の本数がいつも以上に多かった。『谷繁監督を辞めさせて、何で落合GMを辞めさせないのか』が圧倒的多数。逆に『森ヘッドコーチでなく落合GMに監督代行を任せろ』という少数意見もあった」と明かした。
落合GMはこの日、ナゴヤ球場を訪れて2軍の東海地区大学野球連盟選抜との練習試合をチェック。その後、ナゴヤDにも足を運んだ。1軍の試合を球場で直接視察するのは極めて異例。監督問題に関する報道陣の問いかけには口を閉ざした。
次期監督の筆頭候補の小笠原道大2軍監督(42)は、「まだシーズンが終わったわけではない。今、それ(来季について)を聞かれても、イメージが湧かないし、結論も出てこない」と話すにとどめた。
◎上記事は[スポーツ報知]からの転載・引用です
―――――――――――――
◇ 落合GMvs谷繁監督 低迷中日の暗雲~アマ球界はみなドラゴンズ外し「11球団OK」 産経WEST 2016.1.7
―――――――――――――
◇ 中日・谷繁監督がオーナーに迫った捨身直訴「補強でも落合GMの意向が優先される? オレはお飾りなのか」
―――――――――――――
◇ 中日の暗黒時代は、まだまだ続く…やりたい放題の落合博満GM ストレスがたまる一方の谷繁元信監督
..............
落合GMへ苦情、私から言わせてもらうなら当たり前
です。自分の飼い主首脳陣ばっかり招聘してろくに
補強もできない、ドラゴンズに何しに来たんだ!と
腹がたちます。
白井、落合には一刻も早く去ってもらいましょうね!