“学校法人問題国会”「世の中にこの問題しかないのかよ!」13年前の森友訴訟に稲田防衛相出廷記録 zakzak 2017.3.14

2017-03-18 | 政治

“学校法人問題国会”の様相に政府側「世の中にこの問題しかないのかよ!」 13年前の森友訴訟に稲田防衛相出廷記録
 zakzak 2017.03.14 
  稲田朋美防衛相が平成16年12月、籠池泰典氏が理事を務めていた大阪市の学校法人「森友学園」が起こした民事訴訟の第1回口頭弁論に、原告側代理人弁護士として出廷したことを示す裁判所作成記録があることが13日、関係者への取材で分かった。
 稲田氏は同日の参院予算委員会で「籠池氏の事件を受任し顧問弁護士だったということはない。裁判を行ったこともない」と述べていた。
 学園が16年10月18日に大阪地裁に提訴した同市淀川区の土地と建物の抵当権抹消登記請求訴訟で、訴状の「原告訴訟代理人」には稲田氏と夫の龍示氏、もう1人の計3人が記された。また同地裁が作成した第1回口頭弁論調書には、同12月9日の初弁論に龍示氏を除く稲田氏ら2人の名前が「出頭した当事者等」に記載されていた。
 稲田氏は昭和60年に弁護士登録し、夫妻で大阪市内の法律事務所に所属していた。
■野党、なお「森友学園」に照準 岡山の学校法人にも矛先
 野党は13日の参院予算委員会で、学校法人「森友学園」(大阪市)をめぐる問題に質問を集中させた。学園の籠池泰典理事長が先週末に退任の意向を表明したが、野党は引き続き攻撃材料に据え続ける構えだ。
 「籠池氏が小学校の設置許可申請を取り下げ、理事長辞任の意向を表明した。しかし、これで幕引きとすることは許されない!」
 共産党の山下芳生副委員長は予算委でこう訴え、籠池氏の国会への参考人招致を重ねて要求した。
 この日は共産党以外にも、民進党、日本維新の会、希望の会(自由・社民)の各会派も森友学園問題を取り上げ、安倍晋三首相や閣僚を追及した。
 民進党の小川敏夫参院議員会長は、森友学園が関係する訴訟の平成17年10月11日付の準備書面に、訴訟代理人弁護士として稲田朋美防衛相と稲田氏の夫の名が記されていると指摘した。
 これに対し稲田氏は「共同事務所の場合、1人の(弁護士の)事件についても連名で出すことは多くある。委任状の中に私の名前があったのは推測される」と釈明。一方で「籠池氏から法律相談を受けたことはない。10年ほど前から全く会っていないし関係は断っている」と重ねて訴えた。
 社民党の福島瑞穂副党首は、森友学園問題に関する質問に加え、別の学校法人の件も持ち出した。
 岡山市の学校法人が運営する大学が、政府の国家戦略特区を活用して愛媛県今治市に獣医学部新設を計画していることに関連し、「首相と学園理事長は長年の友人だ。政策がゆがめられているのではないか」と尋ねたのだ。
 ただ、便宜を図ったと断じる根拠を挙げることはできず、首相は「確証がなければその人物に対して極めて失礼だ。政治的な力を加えたかのごとくの質問だ」と強い不快感を示した。
 北朝鮮の核・ミサイル問題も組織犯罪処罰法改正案もかすむ“学校法人問題国会”の様相をみせる論戦に、政府側からはこんな不規則発言も飛び出した。
 「世の中にこの問題しかないのかよ!」(松本学)

 ◎上記事は[zakzak]からの転載・引用です   
――――――――――――――――――――――――
安倍首相夫妻に第2の「森友」疑惑 37億円公有地がタダになった安倍夫妻親密の「加計学園」(『週刊新潮』2017/3/16号)
愛媛の“第2の森友問題” 安倍首相の腹心の友「加計学園」加計孝太郎氏
...........


コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。