2016.2.2 18:59更新
生活・小沢代表が激怒! 参院新潟の候補擁立めぐり「民主党を主導とした野党共闘ちゅうのは非常に難しくなっちゃう」
生活の党と山本太郎となかまたちの小沢一郎代表は2日の記者会見で、夏の参院選新潟選挙区(改選数1)に菊田真紀子衆院議員の擁立を決めた民主党に不快感を示した。同選挙区では小沢氏側近の元職、森裕子氏が先に立候補を表明しており、小沢氏は「民主党を主導とした野党共闘ちゅうのは非常に難しくなっちゃう」と述べた。
小沢氏は「民主党が昨年末までに候補者を決めると言っていたのに決まらなかった」と語り、地元の要請で森氏が出馬表明に至った経緯を説明。その上で「急に民主党が党本部主導みたいな格好で候補者を立てるということで、県民も森君も面食らっているんじゃないか」と述べた。
さらに「大義から全く外れた非常に姑息なやり方だ」「民主党は何を考えているのか」と不満を爆発させた。
民主党は1月31日に正式に菊田氏の立候補を発表し、森氏は同月16日に出馬を表明していた。新潟選挙区では、再選を目指す自民党現職のほか、共産党は新人の公認を内定済みで、維新の党も新人が出馬に意欲を示している。このうち民主、維新両党の幹事長、選対委員長は2日の会談で、両党間で候補者を一本化することを確認。生活とも調整を進める意向だ。
生活との調整を求める民主、維新両党に対し、小沢氏は会見で「個々の選挙区で(調整を)始めたって、話が逆だ。枝葉から始めて幹に行こうたって無理だ」と批判。政党間の協議の必要性を訴え、「維新と民主だけなんぼ話して合意したって当選しませんよ、絶対」と切り捨てた。
小沢氏の民主党に対する怒りは収まらず、「野党の結集を真剣に考えていないのか、どうしていいのか分からないのか、やる気がないのか」と批判。参院選について「全国的にも非常に良くない影響、結果を及ぼすのではないかと心配している」と述べた。
◎上記事は[産経新聞]からの転載・引用です
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〈来栖の独白〉
この人に、もはや正義はない。
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◇ 小沢一郎氏が消えた。それが今回の選挙の「意味」である。「最後のご奉公です。文字どおり最後です」 2012-12-25
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