〈来栖の独白2019.4.23 Tue〉
本日も、猫の琵琶ちゃん・Bossちゃん・みけちゃん・茶とらん…たちに会えた。正直なところ、琵琶ちゃんの先般の11日間の不在は、私に相当堪えている。公園の池の端を歩いて琵琶ちゃんがいる石段が近くなると、「居るかな」と、不安でたまらない。Мさんが言った「琵琶ちゃんは高齢だから」との言葉も響く。
今日、Мさんは「ご飯を貰う。つまり、ここで会うために（会いたくて）、琵琶ちゃんは生きて帰ってきた」と云った。「そうかしら」と私が云うと「そう。“此処”がなかったら、つまり“此処で会う”という約束がなかったら、琵琶ちゃんは死んでいた」と。ご飯を食べる琵琶の体を、あらためて、見る。痩せている。会えなくなる前日（3月30日）に比べて、3割以上痩せている。「何があったのだろう…」と、Мさんと考える。…愛おしい。…還ってきてくれた。私は慣れっこで気づかなかったが、琵琶はもう歳だ。いつまでもこの平和が続くと考えることはできないだろう。
Bossちゃん
Bossちゃんだって、そうだ。Bossは若いけれど、何があるか分からない。「愛別離苦」「会者定離」の世。神様は別れの日を少し先に延ばしてくれた。せめて、出来得る限りのことをしたい。会えた今日に感謝。
今週末からの十連休が思いやられる。公園の休日は「第1」から第10駐車場まで満車、多勢の人出になる。猫たちは身を守るため、引っ込まざるをえない。
カレンダーを見れば、4月30日は「退位の日」と書かれている。「昭和の日」（4月29日）の翌日である。「退位の日」は休日として定着するのではないか。この国は、儀式・行事の類が好きだ。「昭和」に顔を立てて、「昭和の日」の後（翌日）に「平成の日」をもってくるのではないか、来年から。退位が近づくにつれ、平成天皇・皇后陛下人気は最高潮。両陛下の赴かれる先々には、多くの人が参集する現象。政府が、この国民の動静（感情）に応えぬわけがない。政府の点稼ぎ（支持率アップ）に利用しないわけがないだろう。退位・即位に伴い、いち早く十連休を設定した政府だ。
＊ 〈来栖の独白 2019.4.6〉琵琶ちゃん、ありがとう。【とわにやすらぎ】【世を去る友】
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