河井克行・案里被告の公選法違反「必要的弁護事件」 何百日裁判になるのやら 2020/9/23

2020-09-23 | 社会

 夕歩道 ★ 
 2020年9月23日 中日新聞 夕刊
 「必要的弁護事件」なる裁判用語があり、法定刑の上限が懲役・禁錮三年を超える事件を審理する場合には「弁護人がなければ開廷することはできない」と刑事訴訟法二八九条で定められている。 
 妻の案里参院議員とともに起訴された河井克行元法相の公選法違反事件は、迅速審理を旨とする百日裁判の対象だが、必要的弁護事件でも。弁護人を解任すれば、百日裁判といえども開廷できず。 
 案里被告の審理とは分離され、再開は見通せぬ状況とか。何百日裁判になるのやら。法が保障する被告人の防御権の話ゆえあれこれ申さぬが、納税者としては、何だか判決先送りの奇手にしか…。

 ◎上記事は[中日新聞]からの転載・引用です
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河井前法相、全弁護士解任 過密審理に不安訴え―「百日裁判」遅延か・東京地裁 
 時事ドットコムニュース 2020年09月15日17時58分
 昨夏参院選をめぐり、地元首長や県議らに票の取りまとめを依頼、現金を提供したなどとして、公選法違反(買収、事前運動)罪に問われた衆院議員で前法相の河井克行被告(57)=自民離党=が、15日の第8回公判終了後に自身の弁護士6人全員を解任したことが分かった。
 弁護士によると、勾留が続いて十分な打ち合わせができないまま、過密日程で審理が進むことに不安を訴えていたという。
 克行被告と妻で参院議員の案里被告(46)の公判は、迅速な判決を目指す「百日裁判」として、週3~4回のペースで審理が行われてきた。突然の弁護士解任で審理が遅れることは避けられない見通しだ。
 公判は年内に計55回の期日が指定され、16日には現金を受け取ったとされる地元議員の証人尋問が始まる予定。
 解任された弁護士の1人は、「公判が進む中で、克行氏は過密な日程では十分な防御ができないと訴えるようになった」と説明。弁護団は地裁に日程見直しを求めたが認められず、「このままでは自身の権利が守られないと考えたのだろう」と話した。後任の弁護士は決まっていないとみられる。
 克行被告は昨年7月の参院選で、地元議員ら計100人に案里被告への投票や票の取りまとめを依頼し、総額約2900万円を提供したなどとして起訴された。これまで4回保釈請求を出したがいずれも認められず、6月18日の逮捕以来3カ月近く勾留が続いている。

 ◎上記事は[時事ドットコムニュース]からの転載・引用です


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