低め速球でぴしゃり＝松坂、完全復活に光－米大リーグ
今季一番の内容だった。メッツの松坂にとって、２０１１年に右肘を手術してから最長の７回３分の２。１０５球。許した安打はわずか４本。１－０の白星をもたらし、「チームとしては一番いい勝ち方」と充実感を漂わせた。
１４日に今季初勝利を挙げてから３連勝。この日はカーブ主体から、さらに一歩進んだ内容。球速こそ９１マイル（約１４６キロ）が最高だったが、低めに力のある速球が決まった。
二回に１死から安打を許したが、低めの速い球で後続の二人を打ち取った。四回１死一、二塁では低めへのツーシームで併殺に仕留めてガッツポーズ。「低めのいい所に決まっていた。指の掛かりが良かった」。前回登板までの「ごまかしの投球」と明らかに違った。
中３日で２９日のレギュラーシーズン最終戦に先発する可能性を残しているが、大半をマイナーで過ごしたことを思えば、来季に向けて最高の締めくくり。「いろんなことがあったが、無駄にはならない。こういう年もあっていい」。まだまだ道半ばとはいえ、完全復活に光が差してきた。 （シンシナティ時事）（2013/09/26-08:45）
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【ＭＬＢ】松坂、７回２／３無失点３勝目「去年と比べれば天国と地獄」
産経ニュース2013.9.26 08:19
メッツの松坂は２５日、シンシナティでのレッズ戦に先発して７回２／３、１０５球を投げ、４安打無失点、６三振３四死球で３勝目（３敗）を挙げた。防御率は４．４２。試合は１－０だった。
＊松坂の話
「来年につながるピッチングだった。ここ３、４試合はストレート、カーブ、スライダー、カッターがみんないい。きょうが今シーズン最後か分からないが、（序盤でＫＯされた）去年の最後と比べれば天国と地獄じゃないですか」（共同）
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