元稲沢市議 桜木琢磨被告 起訴から5年 2019/7/29 判決延長 実に19回

2019-07-29 | 死刑/重刑(国際)

元稲沢市議 起訴から5年 中国 異例の長期勾留 
 中日新聞 朝刊 2019/7/29 月曜日
 【上海=浅井正智】中国国内で覚醒剤を運ぼうとしたとして麻薬運搬罪で起訴され「懲役15年以上か無期懲役または死刑」を求刑された愛知県の元稲沢市議、桜木琢磨被告(75)が28日、起訴から5年となった。中国の法律では原則的に起訴から3か月以内に判決を出すと定めており、異常ともいえる長期勾留が続いている。

判決延長 実に19回 弁護人「無罪を確信」
  担当の広州市中級人民法院(地裁)は3か月ごとに判決延長を行っており、延長は19回に及ぶ。逮捕からは5年半以上が経つ。
 弁護人は定期的に被告との面会を続けている。被告は患っていた腸下垂の手術を5月に受けた。4週間入院し、体調は回復した。以前は判決が出ない焦りからか精神的に不安定な様子もあったが、今は落ち着きを取り戻しているという。
 今月10日に面会した際は、米中貿易摩擦や日本外交も話題になったといい、「精神状態も思考力も年齢を感じさせないほどだ」と弁護人は言う。
 桜木被告の判決が再三延期されてきた背景に、沖縄県・尖閣諸島を巡る日中関係の悪化も指摘されていた。首脳外交も再開され、両国関係が「正常な軌道」に戻ったとされる現在も裁判は動かず、異例の長期勾留が桜木被告の人権を侵害する事態になっている。
 弁護人は「有罪ならとっくに判決が出ているはずだ。私は無罪を確信している」と早期の判決を求めた。

 ◎上記事は[中日新聞]からの書き写し(=来栖)

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