PC遠隔操作事件 弁護団「適応障害の可能性も…」精神鑑定請求を検討 片山被告、起訴内容を認める見通し

2014-05-20 | 社会

【遠隔操作ウイルス事件】「適応障害の可能性も…」精神鑑定請求を検討、片山被告の弁護団
 産経ニュース 2014.5.20 20:39
 東京地裁での2月の初公判から無罪を訴えてきた片山祐輔被告は今後の公判で、有罪を認める主張に転じる。弁護側は「適応障害など精神的な問題が犯行に深く関係していた可能性がある」として地裁に精神鑑定の請求を検討。一方、検察側は争点だった犯人性の立証が不要になり、公判の迅速化を期待している。
 22日の次回公判では、罪状認否が改めて行われ、片山被告は起訴内容を認める見通しだ。30日にも公判が予定されており、両期日で被告人質問が実施される可能性がある。
 公判では、捜査に関わった警察官ら検察側証人16人の採用が決定。16日の前回公判までに片山被告の元同僚ら12人が証言を行っていた。
 佐藤博史弁護士は「検察側証人に反対尋問を実施する意味がなくなった」と説明。6月以降の公判日程や、請求証人の見直しについて検察、裁判所と協議する見通しだ。
 ◎上記事の著作権は[産経新聞]に帰属します *強調(太字・着色)は来栖  
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【遠隔操作ウイルス事件】「先生すいません」 自殺考え酒を手に高尾山へ
 産経ニュース 2014.5.20 15:38
 PC遠隔操作事件は19日深夜の電話で急展開した。「先生すいません、私が犯人でした」。元会社員、片山祐輔被告(32)は全ての事件への関与を認め、自殺を考えていたことを打ち明けた。一貫して無罪を訴えていた弁護側は動揺を隠せず、「結果的には良かった。真実が明らかになるという点では…」と苦渋の表情で話した。
 午前11時半、霞が関の司法記者クラブで会見した弁護人の佐藤博史弁護士によると、片山被告は19日午前、スマートフォンを自分が都内の河川敷に埋めたと報じるニュースをインターネットで知り、「もう駄目だ」と考え、死に場所を探し始めたという。
 酒を飲みながら東京の高尾山をさまよい、ベルトで首を絞めようとしたが切れて失敗。佐藤弁護士に電話をかけたのは駅のホーム下にある避難スペースだったという。「電車が来たら線路に飛び込もうと思っていた」。片山被告の声は衰弱しきっていたという。
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PC遠隔操作事件 片山被告「死のうと思って…」 / 刑事弁護とは…〈来栖の独白〉 2014-05-20 | 社会 
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