<野田女児虐待死>栗原心愛さん「毎日地獄だった」 証人尋問で母 第3回公判 2020.2.26

2020-02-26 | 身体・生命犯 社会

<野田女児虐待死>心愛さん「毎日地獄だった」 証人尋問で母 第3回公判
 2020/2/26(水) 11:50配信 千葉日報オンライン
 千葉県野田市立小4年の栗原心愛(みあ)さん=当時(10)=が昨年1月、自宅浴室で死亡した虐待事件で、傷害致死などの罪に問われた父親、勇一郎被告(42)の裁判員裁判第3回公判が26日、千葉地裁(前田巌裁判長)で開かれた。心愛さんの母親(33)の証人尋問が行われ、心愛さんから「毎日が地獄だった」と打ち明けられていたと証言した。
  母親は2017年10月上旬ごろ、心愛さんに同年夏に沖縄県から野田市に転居してきた後の勇一郎被告の実家での生活について聞いたという。心愛さんは「毎日が地獄だった。夜中にパパから起こされたり、立たされたりした」と話した。心愛さんは「結局、悪者にされた」とも答えたという。
  母親の証人尋問はビデオリンク方式で行われ、母親は別室で証言。法廷には音声が流された。
  母親の証人尋問は26日午後、27日も行われる。証人尋問は3月4日の第7回公判までで、児童相談所の職員らが出廷する予定となっている。公判は9日の第10回で結審。証人尋問終了後、4~6日に被告人質問が行われる。19日に判決が言い渡される見通し。
  今月21日の初公判で勇一郎被告は、傷害致死罪の成立は争わないとしながらも「シャワーで冷水を浴びせ続けるなどの暴行をしたことはない」などと起訴内容を一部否認した。
  起訴状によると、勇一郎被告はおととし12月30日~昨年1月3日ごろ、自宅で、心愛さんに暴行して胸骨骨折などのけがを負わせ、22~24日には心愛さんに食事を与えず、シャワーで冷水を浴びせ、飢餓や強いストレス状態にさせて死なせたなどとされる。
  母親は勇一郎被告の暴行を制止しなかったとして傷害ほう助の罪に問われ、懲役2年6月、保護観察付き執行猶予5年の一審判決が確定。勇一郎被告は母親に対する暴行罪でも起訴されており、併せて審理される。
 最終更新:2/26(水) 18:19 千葉日報オンライン
 
 ◎上記事は[Yahoo!JAPAN ニュース]からの転載・引用です


「死んじゃう」「苦しい」 動画に悲痛肉声 野田女児虐待死
 千葉日報オンライン 2020年2月26日 09:50 | 無料公開 
 「死んじゃいそう」「苦しいよ」。栗原心愛さんが死亡した虐待事件の25日の公判。父、勇一郎被告の携帯電話やデジタルカメラの動画には、助けを求める心愛さんの悲痛な肉声が残されていた。
 祖父母宅から被告の住むアパートに戻った後の2018年7月10日未明、土下座を要求する被告と心愛さんが約2分にわたりやりとりしていた。

 被告「早くやれよ」
 心愛さん「じゃあ、許せよ。家族に入れろよ」
 被告「無理」
 心愛さん「うちのことなんてどうでもいいんだね」
 被告「えっ、いまさら。だいぶ前から思っていたし」

 検察側によると、その翌月に撮影された動画では、廊下に立った心愛さんが荒い息づかいで「死んじゃいそう。苦しいよ、ママ」と漏らしていた。
 強要事件があったとされる19年1月5日に撮影された動画は数本あり、計1時間近くに。「ママ、嫌だ。助けて」と叫ぶ心愛さんを勇一郎被告が浴室に連れ込み、立たせ続けるまでが記録され、被告は「くねくねしてんじゃねえよ」「元気に動くじゃん。死んだふりしないの」とからかっていた。
 
 ◎上記事は[千葉日報]からの転載・引用です
――――――
心愛さん叫ぶ動画「許せよ。家族に入れろ」法廷に流れる
 2020/2/25(火) 21:15配信  朝日新聞デジタル   
 千葉県野田市の小学4年、栗原心愛(みあ)さん(当時10)が虐待死したとされる事件で、傷害致死などの罪に問われた父親の勇一郎被告(42)の裁判員裁判は25日、千葉地裁で証人尋問などがあった。被告の携帯電話やパソコンから見つかったという動画が公開され、「苦しいよ。死んじゃいそうだよ」「許せよ。家族に入れろ」と叫ぶ心愛さんの声が法廷に流れた。
 「助けてママ、助けて。お願いママ」。2018年7月30日午前5時40分から撮影された27分31秒の動画には、心愛さんが被告から命じられた屈伸を繰り返し、泣いて助けを求める様子が映っていた。
  心愛さんは「すみません」と荒い息で何度も言う。被告は「屈伸やれよ」と言いつけ、直後に「パシッ」という音が2回続いた。この後、「お願い、トイレ行かせて」と懇願も。直後に撮影された写真には、汚物を手に持つ心愛さんの姿があった。検察側は被告がカメラ付き携帯電話で撮影した、と説明した。
  最終更新:2/26(水) 18:57 朝日新聞デジタル 
 
 ◎上記事は[Yahoo!JAPAN ニュース]からの転載・引用です
............
〈来栖の独白 2020.2.26 Wed〉
 痛ましすぎる事件に遭遇すると、自論が頭をもたげる。死刑是非ではなく、応報刑。被告人が為したと同様の刑で判決してはどうか、と。勇一郎被告に、心愛さんが受けた痛み・恐怖と同様の刑で処罰しては如何か。
――――――
【野田小4虐待死、父親第2回公判詳報】「息子が虐待すると思わず」 2020.2.25


コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。