トヨタ現地法人、3月からインドでプリウス販売

2010-01-08 | 社会
【自動車産業ニュース】
インドでプリウス販売 トヨタ現地法人、3月から
2010年1月8日
 【ニューデリー=細井卓也】トヨタ自動車のインド現地法人「トヨタ・キルロスカ・モーター」は7日、インド国内で3月から、ハイブリッド車「プリウス」を販売すると発表した。トヨタブランドのインドでの販売車は、プリウスの投入で5車種になる。
 トヨタは現行プリウスを、インドを含む80以上の国・地域で販売する計画。インドでの年間販売目標は200台で、価格はデリー近郊で265万5000ルピー(約530万円)~278万6000ルピー(約560万円)。すべてを輸出で対応し、関税がかかるため日本国内の販売価格に比べて高くなる。
 インドはガソリン価格が1リットル当たり100円程度と所得水準に比べて高く、自動車の普及とともに燃費に対する関心が高まっている。トヨタはニューデリーで開催中のモーターショー「オートエキスポ」で発表した新型小型車「エティオス」のほか、環境技術でリードするプリウスを先行投入することでブランドイメージの浸透を図る。
 インドではホンダが2008年6月、シビックハイブリッドを215万ルピーで販売。トヨタのプリウスは国内外の全メーカーで2番目に投入されるハイブリッド車になる。
 シビックハイブリッドは同年11月に133万6000ルピーに価格が見直された。

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