9日の次回公判で検察側の論告求刑と弁護側の最終弁論を行い、結審する。 . . . 本文を読む
〈来栖の独白〉ちょっと違う、と私は考える。あくまでも「捕まりたくない」という気持ちが強かった、と私は思う。また、冤罪だと信じてくれていた弁護士や支援者の方に対する思いが強ければ強いほど、「裏切りたくない」という思い、何としても嘘を貫き通そうという思いが強固になり、捕まりたくなかったのではないか。引くに引けない思いのなかにいたのでは、と私は思う。いま一つ、知的ゲームに大半勝った自分を誇りたい気持ちも存在した(今も存在している)と思う。この面から見れば、片山被告は精神鑑定をむしろ拒否したいのではないだろうか。 . . . 本文を読む