金沢発 あれやこれや

-ヒントをくれる存在に感謝しつつ物語をすすめます-

自覚前の日々1

2015-07-26 11:31:17 | スピリチュアルコラム
≪スピリチャルの海を進むには知恵の芽生えが必要≫
この説明をしきるだけの筆の力が私には無いし、知恵が芽生えかけてない、
または知恵の芽生えに縁の無い層は世話しにくく、どれだけ努力して
書き上げてもわかりあえない結果にしかならないと思ってました。
相変わらず人間には期待してませんが、ひょんな気持ちが起こったのでしょう。
公開後も手直しが続くと思いますが
興味が沸いた方だけ読んでいただければ幸いです。


スピリチャルの海を迷わず、正確な方角に進むには第6感も動員した現状把握
と分析、まわりとのコミュニケーション、仮説設定と検証を繰り返す十分な力
が欠かせません。この力が意外と一番肝心で最も苦労するところです。

SF小説やドラマの脚本家はそもそもそんなこと知りませんから、予知夢を見たり、
導師が現れたり、進むべき道を書いた古文書を発見したりして、その過程を
端折ったり、すっとばしたりします。

これを仮に スピリチャルウイズダム と名づけましょう。

Wikipediaで 知恵 を調べると、筋道を立て、計画し、正しく処理していく能力
とあります。この知恵は、別にスピリチャルと無縁な実生活でも必要な力です。

【今の社会は知恵より効率が重視される】

単に情報をたくさん持ってるだけでは 知恵 にはなってません。

しかし、皆さんもご存知のとおり、日本に生まれ、小中高と教育を受けた場合、
そのあいだずっと詰め込み教育がされます。記憶するのみです。
受験はどの程度詰め込んだ情報を記憶できてるかが検証されます。

このように、日本の教育には知恵を習得するノウハウや訓練教育はありません。
教えられる教員もいません。

さて、そんな義務教育を受けた若者が高校や大学を卒業し社会に出たのちは
どう行動するでしょう。

もし理系なら研究開発につく人もいるかと思います。
さすがに知恵がないと困ると想像しがちですが、現場はけっこう 知恵もどき 
が占めてます。すべてを検証せず、思い込みで選んだ上位候補で始めます。

確たる裏づけないがたぶんこの3つのなかに、効果や原因となるものがあるに違いない
との半ば思い込みでぎゅっと選択を狭め、効率化してることがけっこうあります。

これがデスクワークになると、もはや混乱の極みです。
会社勤めして長いですが、平成という時代になり、仕事で道に迷ってる、もしくは、
迷子になってるのにそれすらもに気づけない人が目立つと感じてます。

業務説明では、説明で話された手順だけを集中して覚えます。
業務目的と自分の作業のつながりは、説明されない限り関心を持ちません。
結果として、単にまねるだけなので、仕事の出来は自分ではわかりません。
わからないから、そんな検証をする発想すらおきません。
そんなだと、いくら正社員でも昨日配属された派遣の方と変わらない、
あるいは、派遣の方のほうが必死に周囲を見渡して作業するので、
連携の様がわかり、仕事ができたりします。

仕事の流れを熟知してる者からふいに指摘されるとフリーズしたり、逆切れしたり、
おしだまったり、退散したりします。
そういう人たちに多いのが、社内規定や要領を読んだことが無いこと。
規定や要領が存在してることも知らないというツワモノもいます。

ついでにいうと、規定や要領がどこに保管されてるかもわかってないことが多い。
こういう人は仕事に限らずあらゆることにつまずきます。

 (少し脱線しますが)
 自部門および関連部門の規定や要領は、業務知識のバイブルで、それを読む
 ことで、業務目的にかなったより良い成果が期待できるという思想が、
 最近の会社では急速に希薄化してきてるように感じます。
 少し前はISO14001ブームで、仕事を規定や要領に整理してまとめ標準化する
 ことに熱心だった時代がありました。今は新しい連携作業を設けようとしたら、
 関連部門と打合せし、それを関係者しか知らない議事録で記録しがち。
 これだと関係者しか知りえず、たまたま関わった人は混乱します。
 既存規定や要領の存在理由が忘れられ、有効のまま陳腐化するというおかしな
 ことがあちこちの会社で起こりつつあるのかもしれません。

【知恵って必要かな】

散々な書き方してますが、いったいなぜなんだろうと少し考えてみました。

そうなる人は成人するまでに、情報の波にもまれ、それを検証し、そこにある種の
法則を発見し、他でも応用が効く「知恵」に昇華させる練習をしてこなかったのか
もと思いました。

上にあげた知恵をよりわかりやすく具体的に書くと、何をどうすれば正しいのか
仕事の目的と照らし都度軌道修正できる能力 となります。

自分が求める答えにたどり着くためにどこまで手を広げて情報に目を通すべきか
この技はまさしく人生を生きる秘訣と呼べます。経験や技量に裏づけされるため、
その人なりの方法があり簡単に教わって人まねはできません。

ここでは 義務教育 を一因にとりあげましたが、最近の子供は知恵を育む
ような 遊び もしなくなってるのだろうと思います。
昔の子供は、まわりにあるものから遊び方をよく創造しました。

手元に集めた大量の情報を検証し知恵に昇華させるスキルを育んでない人は、
恐らく5つくらいの解決手段が手元に集まったら、既にストレスを感じ始める
でしょう。5つのなかから感で一番を選びますが、それが正解かは、上司やお客さんの
目の色を伺い判別するという切り抜け方をとります。
もしこれが50や100もの数だったりすると感ではどうにもならず、無能の
レッテルも貼られたくないのでそういうシチュエーションは避けます。

【メディアは読者をよくわかってる】

身近に相談できる人がいなければ、最近の人はネットに頼ります。
よく、○○するための5つの秘訣 とか米国メディアがニュースにします。
人に頼らずちゃんと生きてれば、対象はそんな単純ではないのでたった5つに
収まる訳がない。ただの釣り記事だとわかりますが、
大多数の読者はこの手の記事にひかれわりと一喜一憂しつつ読みます。

これか ○○するための50の秘訣 または100の秘訣 だったらどうでしょう。
奇をてらう記述は消え、記事は真実に近づきますが、大多数は秘訣は5個でたくさん
と非難するでしょう。50個や100個から自分で選ぶことはしませんから。

誤解を恐れず書くと、多くの人は真実よりも面白記事を好む。
自分で選択しないので失敗する経験はしないが、なにが真実かは曖昧にしがち。

スピリチャルはどうかというと、自分で自分に関係する対象を5感、時には6感で
把握し考えてどうしたらいいのか検討し取捨選択することの連続です。
よく 直感で といいますが、もしあるとしたら、ちゃんと考えられないのに
はがゆくなり業を煮やした高位霊や守護霊などから これだろ とメッセージを
受けたときかと思います。
けっこう日数かけてああでもないこうでもないと考えます。

守護霊はとりつく人のレベルに比例します。多くの守護霊はとりついた人と
どうやって交信したらいいのかもわからず、途方にくれてることが多いです。
そういう状況を打開するのに スピリチャルウイズダム は必要です。

今これを読んでる方のうしろで、うなずいてくれてるでしょうか。


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