クタは、私たちの気づかないうちに、居間の床下で出産していた。そのことがわかったのは、床下への出入口から何回も出たりはいったりしていたのを見ていたし、また、床下で子猫らしき鳴き声を耳にしていたからである。ぞの後,4回引っ越しをしている。
昨日の朝、 「どうもまた引っ越ししたらしい」と彼が言う。煮千しと牛乳のごはんを食べた後、いつもなら真っ直ぐ子猫の所に帰るのに、どこか違う方へ行ってしまったと言う。どうも私たちの覗き見をクタは嫌ったらしい。 渡り廊下の床下の物入れや、薪などが雑然としているところにころがっていたダンボールを上手に使い、4軒目の住居にしていた。
洗面所の窓や私の仕事部屋の窓から、密かに子猫とクタの様子を観察しては楽しんでいたのだが。前夜は、子猫がべランダの方まで出てきて、2匹がじゃれあって、クタがそばでそれを見守っていた。
夜目にも楽しそうな風景だった。ふとした瞬間的にクタと目が合ってしまったのがいけなったのだろうか。子猫達を私たちに、正式に紹介してくれるようになるのも、もうすぐだねと楽しみにしていたのに。
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