その日の夕方「西側の薪置場が新しいクタの家らしいよ」と彼が教えてくれる。畑仕事の時通りかかったら、たまたまクタの乳を二匹の子猫が飲んでいるところだったと言う。遠くに行ってしまったのではないとわかって、ほっとする。それにしてもわが家の庭には、猫が子育てをするのに適した場所が結構あるものだと感心する。クタも、よく探しだすものだとまた感心した。
クタの新しい育児室は、西側の普段使っていない部屋の窓からよく見える所で、私たちは昼食後-一時間近くも、クタに判らないように気を配りながら過ごしてしまった。
二匹の子猫は全体は黒いのだが、手や足,腹の方はグレイというか白っぼいのだということや、ニ:匹がほとんど同じで区別がつきにくいということ等がよく判った。ただ性格には違いがあるようで、尻尾の短めの方がどちらかというと積極的なように見受けられる。もう一匹の方はどうも臆病なところがあるようだ。
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