序曲『1812年』
(露: Торжественная увертюра «1812 год»)変ホ長調 作品49は、
ピョートル・チャイコフスキーが1880年に作曲した演奏会用序曲。
タイトルの「1812年」はナポレオンのロシア遠征が行われた年である。
初演は、「イタリア奇想曲」とともに1882年8月20日(ユリウス暦8月8日)に
モスクワの産業芸術博覧会で開催されたコンサートの一つで行われた。
当時の評判は芳しくなかったが、
1年後にサンクトペテルブルクでチャイコフスキー自身の指揮で演奏された際には
大評判となった。
(ウィキペディアより)
ヴィオラとチェロが奏でる正教会の聖歌「神よ汝の民を救い」にもとづく
変ホ長調の序奏が静かに始まりますが
豪快さと華やかさが特徴のようで
何といっても終盤の大砲、鐘が鳴り響くのにはビックリです
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横道にそれますが、のだめカンタービレでも、
指揮者千秋がマルレ・オケの演奏会でこの曲を取り上げていました。
あの時は演奏会場の外で、空砲の音が鳴り響いていましたが
実際に鳴ったとしたら、本当にびっくりでしょうね
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kanonも数年前、NHKホールで小林研一郎さん指揮の「1812年」を
聴く機会に恵まれました。
炎のコバケンさんの後ろ姿にウットリでしたが
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例の大砲はバスドラムが思いきり叩かれ、鐘の音が鳴り響き、
生演奏は本当に凄い・・・という感動と驚きの中、演奏は終わったのでした。
チャイコフスキー自身はこの曲をあまり好まなかったという説もあるようですが
興味のある方は、ぜひ聴いてみてくださいね
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(Kanon)