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早いもので加音オーケストラ第43回定期演奏会まであと1ヶ月となりました。
今回の演奏曲は、普段ではなかなか聴くことのない味のある作品がそろっています。
今回と次回の2回にわたって、曲目のご紹介をしたいと思います。
ベートーヴェン 『プロメテウスの創造物』序曲
ベートーヴェンが残した2作のバレエ音楽のうちの1つの序曲。
バレエ音楽としては、序曲、序奏と16曲の構成となっていますが、現在では、序曲以外が演奏される機会はあまりありません。
今回の演奏会も例にもれず序曲のみです。
重厚な和音で始まる4分の3拍子のアダージョの導入部から、アップテンポで軽快なアレグロ・モルト・コン・ブリオの主部へとつながっていきます。
重厚な和音で始まる4分の3拍子のアダージョの導入部から、アップテンポで軽快なアレグロ・モルト・コン・ブリオの主部へとつながっていきます。
演奏時間は約5分と短めということもあり、コンサートのアンコールでも使われることが多い曲です。
この曲のヴァイオリンの楽譜。8分音符が多いです。
1stヴァイオリンは楽譜の半分以上が八分音符で細かく動いているため左手も右手も常に動いてます。
曲全体は音の強弱が効果的に使われており、管楽器と弦楽器のかけあいも随所に使われているので、聴いていてとても楽しい曲になっています。
興味を持たれた方は、一度聴いてみてください。
今回は、ベートーヴェン 『プロメテウスの創造物』序曲についての紹介でした。
残りは次回に。