神から人へ。
人から神へ。常に変わらぬ人への教えに、人は気づかず、悟り得ず。
何も変わらず、常なるままに、神のご意図を汲み取ることなし。
さても悲しき世の現状に、神の心も穏やかならず。
急ぐ人世の進歩向上。なれども急ぎあわてども、何も益なし。好転なし。
見守り待ちて、泰然と、人の動きを見据え、見極め、神の手伝い、働きを、自ら望む高志の者を今は祈りて待ちわびるのみ。
必ずやがては気づかんと、信じ委ねて任せども 変わらぬ人の心の汚れよ。
怠慢、無精、力を惜しみ、自ら動く者とてなく。
ただに仕組みを待ちておるのみ。
神の命ずる命を待ち、己の先に働く者なく、後から言われてようやく気付く。
さなる者のはびこりて、幅を利かすが世の倣い。
徳を望みて求むる者は、まずは動きて、歩みだすべし。
身の回りから変えてゆくべし。
己の隣人、家族から、己の近き友人から、波動の幅を広げゆき、少しにてもよし、増やしゆけよ。
日毎の努力、精進こそが、神の求むる昇華なり。
人の小さき力になせる、小さき働き、波風も、神の心に適いなば、いつか大きな渦となり、多くの人を巻き込みて、
地球を覆う波動とならん。さにて本日、そなたからの問いは。
※人間の結婚とは、いかなる意味があるのでしょうか。
さてもつまらぬ小さき問いなり。
今更問うも、愚かしき、易しき問いを問うものならん。
結婚なるは、一人の者が、一人でなせぬ向上のため、二人で共に成長せんと、自ら選びし相手と共に、
さらに大きな気づきを得、悟りを得るため、成すものなり。
なれば、結婚により、未熟な面を成長させ、相手の内から学びを得て、互いが互いの成長の、糧となりて支え合うため。
なればいかなる相手にても、人は不平を持つことなく、すべてが己の鏡と思いて、相手に映る己の姿を、
見間違うなく、見誤るなく、相手の罪をば責めるなく、全てを己の姿と省み、己を高めて、互いに進歩の礎となるべし。
子孫を残すは次なること。まずは己の進歩向上。
互いの成長、発達のため。それさえ成せぬに、子は要らぬ。かえりて子も汚すべし。
未熟野蛮な人品に、子を与えるが間違いのもと。
なれど、間違い、誤り多く、この世に増えし子の不幸。
子をも正しく導けぬ。己の生をも正しく生きれぬ。
子供に歪みを押し付けて、苦しみあえぐが子の姿。
親の愛さえ知らずに育ち、心は衰え、萎縮して、生の喜び、感謝も失い、人への恨み憎しみばかり。
さなる不幸の子らたちを、日々に増産、繰り返さん。
この世を明るく照らすは、人の感謝のことばがなくば、いかに物金あふれるとも、暗き嘆き過ちの世ならん。
子供に真の笑顔なくば、この世に光は輝かず。
子供の笑顔、笑い声、無邪気な歓声、無垢なる瞳。
いつの時代も変わらぬものを、今の日本の社会には、希少なものなり、稀なるものなり。
かくて滅びし子供の世界を、いかなる努力も厭わずに、償い、補い、取り返すべし。
子供の世界は神の世界。最も近き神の世なり。
なれば、子供の不幸な世とは、神の住み得ぬ、末世なり。
神の喜び訪れる、汚れなき世を取り戻すべし。
心に計算、打算なく、人に尽くす幸せに満ち、感謝のことばの交わさる世界。単純ならずや。容易ならん。
何の苦悩も深慮も要らず。唯に素直に生かされて、自然を愛し、家族を愛しみ、神に感謝を祈ればよし。
遠回りしては道に迷い、さらに深める迷妄の生。
生きるを複雑困難にして、全てを苦しく、生き辛く、八方塞がりの闇に落ち、さらに暗みにはまりゆく。
早くに気づき、目覚めなば、己の愚かもおかしきもの。
気づかぬ者の哀れを憐れみ、手を伸べらるるは幸いならん。
なれば、今の親なる者は、子にさえ手をば差し伸べられぬ、己が愚妹の当人なれば。
今の結婚、夫婦の絆を、さらに高めて磨き合うべし。
好きか嫌いか、合うか合わぬか、さなる表面、瞬間の、
感情、相性、気分のみ。己の半生、死ぬまでの、修行の伴侶なれ、
あだやおろかに軽んずことなく、深き意味を読み取れよ。
いかなることが起ころうと、別れることなく最後まで、生を共にし、全うすべし。
さなりて始めて御魂は磨かれ、一つの昇華を許されなん。
己の勝手な都合や理由、神の前には通用せぬ。
ひとたび結ばれ、縁を持ちなば、別れることは許されず。
堅き決意と意思なくば、いかなる縁も同じこと。
離婚再婚、繰り返さん。
さなる結婚、夫婦なら、動物とても同じこと。
人に許さる結婚は、人なるがゆえの意味深きもの。
遊び心の結婚は、すべてこの世を汚すもとなり。
初めに神の在りし頃、この世は清く、乱れなく、互いを愛し、敬いて、互いを己の師と仰ぎ、互いを高め、己を戒め、
共に感謝の生を営み、子をも育み、愛しみ、睦む。
さなる正しき夫婦の和あり。
男女の乱れはことばを乱し、生の連関、連鎖を狂わせ、不幸の子らを増やせし。
男女の正しき結婚を、夫婦の意味を問い直し、生の意味を悟るべし。
不幸の子らをまずは救えよ。不幸の子らを増やすなかれよ。
他人の子とて我が子同様。他国の子にても他国にあらず。
戦に怯え、争いに泣き、恐怖の日々を生き抜きて、人の不幸に目を向けるなく、やがては憎しみ、報復せんと、
復讐心をばつのらす子らよ。地球の平和も子にあるなり。
不幸の子供は不幸を生み、再び不幸を繰り返すのみ。
今ある不幸の子供らを、平和な世界に生きさせよ。
敵と見方の対立なくし、全てが同じ人間なるを、気づかせ、悟らせ、手を結ばん。心のゆとりを甦らせよ。
不幸な相手を思いやるべし。
全ての子らが、平和の内に住める世を、次なる世界の目標とせよ。
その第一歩が己の子なり。隣の子なり。周りの子なり。
人の一人を変えるは難し。なれど、小さき子を救い、豊かの心育むは、
愛さえあれば易しからずや。地道な努力、小さき一歩、さなる行為の蓄積が、地球を救う始めとならん。
さにて本日、結婚の意味とこの大切さ、一人がなせる方途を説きたり。
教えは変わらず、同じなれども、表し方は様々ならん。
己のなせる形にて、一つ一つを実現さすべし。さにて。
神の声を伝える人
ひふみともこさん著書「続神誥記」より抜粋
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大神神社 狭井神社 三輪山の巫女「真理の御霊」
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宮柱太如き立て 高天原に千木高しりて 祈り行じて省みる。 感謝・反省・謙虚・奉仕・素直の五つの心柱を伝えています。 殿の御役 花咲 あさひ 拝 ブログ開設232日目 記事数第206記 豊葦原瑞穂国新聞 編