花咲あさひ の 心神とともに。古神道と和の仕組の復活への道

感謝・反省・謙虚・奉仕・素直・勇気・結び・歓び・怒りあと1つの心柱は?
観世音菩薩は裸足で山を飛び出して行きました。

やって参りました祖霊大感謝祭 御先祖様とともに。 再掲載

2019年08月15日 13時58分08秒 | 祭祀と和の国

こんにちは。今年もいよいよ大イベントである祖霊大感謝祭がやって参りました。この一週間は,私にとっては特別な日々であります。特に,春のお彼岸や秋のお彼岸と違ってお盆はとても重要でもあります。それは,前にも記事にさせて頂きましたが,人が亡くなりあの世に帰ると生前の行いにより自分に見合った世界へ自ら行くことになります。本当は,自分自ら各世界へとさらなる修行の旅に出る訳ですから,その魂の向上にとっては一番良い場所ともいえます。このお盆の期間に限っては,あの世で私たち子孫を見守っていてくれている全ての御先祖様が,この世の子孫のもとへ戻って来れる唯一の期間,楽しみでもあるのです。

そして,その膨大な御先祖様の中には,この世で生を享けしときに様々な思いや為すべきことを為さずして亡くなった方や,飢餓や飢饉,病気などで亡くなって逝った方々も多いはずです。むしろ,そのような方の方が多いのではないでしょうか。平安時代や鎌倉時代などは正に苦しみの時代であったことだと思います。そしてまた,この世に生れ出ることが出来なかった水子さんもしっかりと供養すべきであります。神様から授けられた御魂でありながら何らかの理由で生まれて来ることが出来なかった水子さんにとっては無念であったことだと思います。今の私たちに比較的近い存在である御先祖様においてもあの世からお盆の期間中は帰還することが許されていますから,きっと,そばで孫やひ孫をじっと微笑ましく観ていることと思っています。

正に,祖霊大感謝祭に相応しい期間であるのがお盆であります。しかも,1年に一度しかない大イベントです。以前も少し記事にさせて頂いたことがありました。もし宜しければお読みください。「観世音菩薩と共に。これが本当の理由です。

私はいつもお盆当日若しくは,前日に,先ず氏神様と地域の一之宮の神社へ今年も無事にお盆を迎えることができ,祖霊大感謝祭をさせて頂けることに感謝させて頂くために参拝し,そのあとに自宅の神様への御神酒を奉納してから事前に決めておいた献立に沿って,御先祖様の御供物を買い出しに行った後に供養させて頂く慣例であります。貧乏の時代には御線香と御水,御茶と御団子が精一杯でしたが,今では豪華にお供えが出来るようになりました。本当に有難いことであります。

それとお風呂に湯をいっぱいに張り入浴準備を整えます。日本人でお風呂が嫌いな人はほとんどいないと思いますし,私自身がお風呂が好きであるので,きっと,御先祖様もお風呂に入ると想いお風呂に湯を張っています。実は,私の母方は銭湯を営んでいたので,私にとってお風呂はとても大切であり,疲れを癒やす最高の場ではないかと思っています。あの世で忙しく修行されているたくさんの御先祖様が疲れを癒やせる場がお風呂と云う訳です。狭いお風呂なのでいっぺんには入れませんけどね。

元々,先祖の供養と云うのは仏教の思想ではありません。実は,縄文時代には既に確立されておりました。そして,今で言う追善供養も実に丁寧に斎行されておりました。また本来,祈りには自分と云う概念は存在しないのであります。しかしながら,今では祈りの対象が先祖の御霊を供養すると云うよりも自分自身の幸せの為の供養とになってしまっています。これは祈りではなく,単なる取引です。せめて,自分の先祖への祈りは感謝のみを捧げては如何でしょうか。子孫の純粋で無垢な感謝の祈りほど,御先祖様の供養になることはないと私は感じております。高額のお金を掛けて寺院へ御願いする祈り方も先祖にとっては嬉しいことではあると思いますが,それよりも真心が籠った子孫の祈りほど尊く,嬉しいものはないのではないでしょうか。

このお盆の期間中,たくさんの御先祖さまと楽しく過ごし,ともにいたいと思います。拝

  

毎日,クリック応援ありがとう御座います。

これからも,世界への発信ボタン3つクリック応援宜しくお願いします。 

太古の昔から日本人の性質は互いに支え,助け合い,足りないところを補い続けた民族でした。

私たちの祖先は,それを相互扶助とし和の仕組みとしました。日本が和の国と呼ばれる所以です。

又,人にはそれぞれ違いがあり,その違いを認め合い,尊重し合うことを大切にして来ました。

それが祈りの民族と云われる大和の民。大和民族です。

菊の紋章は世界祭祀の継承者としての証であり,世界で唯一,太陽を国旗にする国でもあるのです。

わたし達の心の中には根源神の分魂が内在しています。高天原は,わたし達の心の中に存在します。

心柱神社 心神とともに。花咲あさひ 拝