花咲あさひ の 心神とともに。古神道と和の仕組の復活への道

感謝・反省・謙虚・奉仕・素直・勇気・結び・歓び・怒りあと1つの心柱は?
観世音菩薩は裸足で山を飛び出して行きました。

素直に生きることの大切さ。再掲載

2019年08月02日 11時27分41秒 | 素直の心柱

 

こんにちは。

最後の宮大工である西岡常一棟梁の記事は,明日にまた続きを書かせて頂くとして今日は,違ったことを書きたいと思います。私たちは,これまで続いて来たタテ型社会からヨコ型社会に移り変わる過渡期に存在しています。自然崇拝,祖霊祭祀をしている一般人の私からするとただ太古の昔に帰るだけと感じていますが,タテ型構造の上に存在していた人たちにとっては嫌でしょうね。

でも,いくら嫌がっても無駄であります。もうそうなってしまうのですから無理です。

それはそれとして,今月は,春の祖霊感謝祭があります。

一年間に春と夏と秋の3回の祖霊感謝祭を自宅でひっそりとお祭り致します。御水にお茶に,そして白湯を位牌の正面に置いて,その両脇に御団子や和菓子に煮物に漬け物。さらに玄米に白米,お味噌汁と御赤飯と御酒も忘れずに捧げ先祖と共に過ごしています。毎回,きっと,先祖はこんなものが好物だったのではないかな?水子さんはミルクを欲しがっているのではないかな?などなど想像しながら献立を考えています。普段の祖霊祭祀は,御水と御茶と白湯でけです。何で白湯?と思われる方もいらっしゃると思いますが,白湯は病気で亡くなった先祖の為に捧げます。特別な意味はありませんが,病気には身体を温めることが大切だからです。

古神道には死生観と云うものがあります。あの世に帰った祖先が,私たち子孫を見守り続けていると言った考え方も古神道の死生観のひとつであります。又,人は誰でもあの世に帰ると仕事をしていると言われています。この世で経験した内容に基づいた仕事をあの世でも行うのです。この世で経験した内容と言っても仕事で成功したとか達成したとかいうことは何も関係がありません。

以前にもブログで記事にさせていただきましたが,あの世のどんな階層に自分が進もうが課題となるのは「奉仕」のみであります。奉仕に基づいた仕事をすることになります。ひとつの食べものを皆で分け合う世界です。しかし,この世で自分の思う通りに他人の迷惑も省みず,自分の好き勝手に生きた御霊ですとあの世に帰ったあと他の御霊の為に奉仕するということが出来ず厳しい体験をしているようです。つまり,これが修行です。とても辛抱を伴い,融通もわがままも忖度も損得も通すことが出来ませんので,生きている間にやりたい放題好き放題してきた御霊にとっては非常に苦痛であります。これを地獄と申します。ズルは一切通用しません。

一方,この世で生きている間に,どんな小さなことでも他の為に奉仕していた人は素直に奉仕を実践できるのであります。私たちが考えている素直というものは,あの世では大きな財産「徳」になっているのです。しかしながら,人間と云うものは自我の塊と申しますか,自分中心にどうしても考えてしまいがちです。駄目だと頭で分かっていながらも自分を軸に中心に据えてしまいます。この自我と自分が向き合い,受け入れ,認めて行くことで段々と自我が薄れて行き無理なく無駄なく生き易くなって行くようです。

したがいまして,この世で生きている間に経験している一切は,実は,あの世での自分の位置「御霊の階層」を形成する過程であると考えることも出来るのであります。人間と云うのは,死んでしまえば同じ。あの世なんて言うものはない。だからこの世で生きている間に自分の好きな様に生きる。他の人なんてどうなっても良いということではないのであります。まして,生きているときに体験や経験していない事をあの世に帰って出来るわけありません。この世でどう生きたのか?それ次第であります。

人は生きていることにこそ意味があるのであります。

この世で成功するとかお金持ちになるとかそう言った小さなことではありません。

生きていることに価値がある訳です。拝

  

毎日,クリック応援ありがとう御座います。

これからも,世界への発信ボタン3つクリック応援宜しくお願いします。 

太古の昔から日本人の性質は互いに支え,助け合い,足りないところを補い続けた民族でした。

私たちの祖先は,それを相互扶助とし和の仕組みとしました。日本が和の国と呼ばれる所以です。

又,人にはそれぞれ違いがあり,その違いを認め合い,尊重し合うことを大切にして来ました。

それが祈りの民族と云われる大和の民。大和民族です。

菊の紋章は世界祭祀の継承者としての証であり,世界で唯一,太陽を国旗にする国でもあるのです。

わたし達の心の中には根源神の分魂が内在しています。高天原は,わたし達の心の中に存在します。

心柱神社 心神とともに。花咲あさひ 拝



最新の画像もっと見る