チャイばばの部屋        (旧:かっぱのひとりごと)

映画、本の感想を中心に、「いや~っ!○○ってほんっとうにいいですね♪」と思える事がらをつれづれなるままに…

「日本という国」(脳トレ成果第2弾)

2006-11-26 20:20:09 | 
週末実家に帰ったかっぱばが、たまたま手にとって見たこの本。
とってもすばらしかったです!

いかに自分達が日本の歴史教育を受けてきていなかったかを実感。
そして、国のいうことを鵜呑みにしてはいけないということも実感!
中国や韓国を始めとするアジア諸国への見方も変わり、
かっぱばのアメリカ嫌いに拍車がかかりました。

憲法9条やら、靖国参拝やらいろいろ問題になっている今こそ、
ぜひ多くの方にこの本を読んでいただきたいです。
高校の履修不足問題ありましたが、この本一冊読んで感想書いたら
何時間分かにあてるっていう措置をしてもいいと思うくらいです。
(日本の歴史ですが、世界の国とのかかわりもあるのでいいと思うのですが。
 もちろん、国は内容的にも絶対認めてはくれないと思いますが。。。)

この本は理論社から出されている「よりみちパン!セ」という、
シリーズの一つなのですが、中学生以上の大人を対象としているとのことで、
字も大きくふりがなもあって読みやすいです。
(他のも読んで見ようかな~)

ほんといい本に出会いました。
日本人として、ぜひ自国の歴史を見直し、これからのあり方を考えてみませんか?

最後に、一万円札の価値も下がってしまったことは残念でした。。。
福沢諭吉って一体。。。


「手紙」(脳トレ成果第1弾)

2006-11-26 20:03:03 | 
こんばんは。
脳トレから約一月が過ぎ、ようやくかっぱばの脳細胞に変化の兆候が…!

というわけで、ようやく本のレビューアップです♪
第1弾は映画で話題の「手紙」。

…感想は、一言でいうと「読後感が重たいが、読んでよかった」です。

いつ自分が加害者側の人間になるかわからないという恐怖と、
(強盗殺人とかでなくても、交通事故やら、
 子どもが犯罪者になったりしたらとかいろいろ考えちゃいました)
そうなった場合に、罪を背負いながら自分は行き続けられるのかという疑問が
頭の中をぐるぐる。。。

遺伝とか血とかいう問題とは別に、
社長がいった「犯罪の抑制」という意味からの「差別の正当性」。
なるほどと思いました。
この本を読むまでは、弟に対する同情しかなかったけれども、
読んだあとは、同情の気持ちとともに、一人の人間の犯した罪の重さ
というものを感じました。

文庫も出てて、読みやすくすいすいいけるので、
興味ある方はぜひどうぞ。
映画は全然興味なかったのですが、
原作読んだら見てみても良いかもと思い始めました。
時間あったら行ってみようと思います。