ようやくこの前の水曜日に3回目の鑑賞を完了いたしました♪
1回目、2回目の時は、興奮状態となり、
上映中ほとんどずっと涙(と鼻水)の垂れ流し状態となっていましたが、
あれから数ヶ月のクッションをおき、
今回はちょっと冷静に鑑賞することができました。
(ただ、初涙が冒頭の「チラシをみつめる早苗ちゃんのシーン」だったので
涙が出る早さは3回目のほうが上でしたけど…)
今までは紀美子の立場で見ることで、心がいっぱいいっぱいでしたが、
今回は他の登場人物の気持ちを追う心の余裕もでき、
まどか先生や、早苗ちゃん、小百合をはじめ、
様々な人物の気持ちに思いをはせ、静かに涙がこぼれてきました。
(…以下ネタバレです。映画未見の方はご注意ください)
小百合の「おどらしてくんちぇ」のシーンも、
以前は「宣伝用の公演だし、小百合のソロがあるわけでもないし、
小百合だけ帰らせればいいのに」と思ったので、共感できずにおりました。
でも、小百合は「穴の中で歯を食いしばって苦しみながら仕事を行う時代」
に対する決別の思いを持っていたのかなあ、
そしてそれをお父さんも望んでいると確信していたのかなあ、と思い始め、
3回目の鑑賞にして初めて静ちゃんにも泣かされました。
そして、それに対する非難を自分ひとりで背負おうとするまどか先生にも涙。。
このとき千代をはじめハワイアンセンターに反対する住民に向けた
まどか先生の言葉がまた涙を誘います。
(最後の公演の直前の先生の言葉よりずっとずっと感動的でした)
最後のダンスシーンも相変わらず素晴らしかったです。
でも、今回はちょっと冷静に見れたので、
ちゃんと頭の髪飾りにも注意することができました。
早苗ちゃん、千代、洋二朗、小百合パパ、様々な人々の想いを背に
踊るフラガール達。
一度死んだと思わせて起き上がる再生のダンスは、
炭鉱の町からハワイの町へと再生する
いわきの町を象徴しているかのようです。
…というわけで、3回目の鑑賞も大満足の結果となりました。
DVDだけでなくサントラの購入も決心いたしました。
(お金ないのでサントラは給料出たら買います!!)
それにしてもまだ上映中のロングラン。終了日も未定とか。
もう一つの映画館でももうすぐ、凱旋再上映予定です。
恐るべし!フラガール!!
追伸:
部長の訛り炸裂シーン、
3回目も全部聞き取ることができませんでした。。。
無念!!