すっかりブログから遠ざかっているうちに、今年もあとわずかとなってしまいました。
皆さま師走の慌ただしい毎日をお過ごしのことと思います。
さて、このブログで、たびたび書かせていただき、気持ちを整理させていただいておりましたが、先月、87歳の母が静かに眠るように旅立っていきました。
亡くなる1週間前から食事がほとんど取れなくなったのですが、その週末は一緒に泊まらせていただき、週明けも1日おきに面会に行くことができました。コロナ禍にも関わらず、看取り期の面会をほとんど制限なしで認めてくださったことに、感謝の気持ちでいっぱいです。
ちょうど1年前の12月。自ら「自宅での生活は難しい」と決めた母の、終の棲家となるであろう施設探しで、兄と一緒にあれこれ悩んでおりました。
最初に決まりかけていた施設が、母のコロナワクチン未接種がネックとなり、契約直前でダメになったのですが、今となっては、それでよかったなあと思っています。
これも「縁」なのでしょうね。
職員の方が、母の好きないちじく煮を差し入れしてくださったり、亡くなる2日前には、アイスクリームを食べさせてくださったり。甘いものが好きだった母もさぞうれしかったことでしょう。
87歳の誕生日には、笑顔の写真入りの素敵な色紙をプレゼントしていただいていました。
最期の瞬間は一緒にいることはできませんでしたが、職員の方に本当によくしていただき、眠るように安らかな旅立ちであったと思っています。
一度に書ききれないほど、さまざまな思いが心に浮かんできます。
母と過ごした日々を思い出しながら、これからも少しずつ、こちらのブログに書かせていただければと思っています。
今まで支えてくださった多くの方々、応援してくださった方々、本当にありがとうございました。
寒さ厳しくなってきましたが、どうぞ皆さまも、穏やかな年末年始を迎えられますようお祈り申し上げます。