犬がおるので。

老犬から子犬まで。犬の面倒をみる暮らし。

オレコの失恋

2015年09月01日 | おせわがかり日誌


ここ数日、いい線いってるんじゃないの?

と思われた、おれことサスケくんの恋。

金曜の夜、花火のようにあっけなく、そして見事に終わった。





きゅーんきゅーん寄って行ったオレコに、

サスケくんが歯を剥きだして吠えかかったのだ。

彼は本気だった。




傷心のオレコ。

と、そこへ、すぐ近くを歩いていた老犬ちゃんが寄ってきた。

大き目のシェットランドシープードックか、小さ目のコリー。

女の子。

オレコのことが好きになったらしくて、

歩くのもままならないのに、近寄ってきて、

しっぽを盛大に振って、スキスキ、って言ってくれた。

オレコは今しがたのサスケくんの拒否吠えにびっくり、

傷ついて、戸惑っていたけれど、スキスキって言ってもらえたのは、

たとえ女の子の老犬ちゃんからでも、うれしかったんじゃないかな。

(そんなそぶりは一切なかったけど)飼い主同士は、


 もしかして男の子と間違ってないでしょうか?

 そうかも!(笑)、


なんて笑いあいながら、それではまたさよならー、って、

お別れしたのだった。




オレコはそのあと、あんなに毎晩通ったのに、サスケくんのおうちには、

絶対行かない!ってなってしまったので、もう会えないかもしれないけど、

あの子に会えたのは、とてもよかったな~。




しばらく落ち込んだりもしたけれど、前だったら、

誰彼かまわず八つ当たり吠えをしていたかもしれないが、

今回は一切そういうことがなかったし、オレコも大人になったもんだ。

3歳まではわりに大変だったけど、4歳になろうという頃には、

犬も多少は大人になり、落ち着いてくるものなんだろうか。

人間の子どももテリブル2歳とかいうけれども、

オレコの場合はテリブル3歳であった。

本当の誕生日は2-3-4月ごろのはずなので、

(我が家に来た10月で生後8か月ごろとのことだった)

実際にはもう4歳になっていると思われるが、

我が家認定のお誕生日はマツコデラックスさんと同日の10月26日ということになっている。

だからまだ人に聞かれれば3歳と言ってるけれど、もうすぐ4歳、と付け加えることにしている。




ここのところ人の話がよくわかるようになっているし、

こんちゃんに対しても少しずつ寛大というか、余裕を持てるようになったみたいで、よかった。

今年の冬はふたりでこたつにもぐりこんで留守番してくれたらいいなあ~(それは無理)。