犬がおるので。

老犬から子犬まで。犬の面倒をみる暮らし。

そうじ。

2015年09月17日 | おせわがかり日誌


今朝、オレコにいいこいいこしたら、なんてことだろう。

リビングが毛だらけに。

どのくらい出たかというと、その毛をぎゅうぎゅうにかためたら、キーホルダー人形1体ができるくらい。

出勤タイムが迫っていたが、高まるファーミネーター欲をどうにも抑えられず、やってしまった。

あーあーあー、もう、出るわ出るわ。

こんちゃんの抜け毛シーズンも到来しているのだが、今はオレコの方がすごい。

オレコはこんちゃんと違って綿毛(アンダー)が少ないというか、さらさらの直毛部分が多い。

こんちゃんはもふもふの綿毛がもこもこもこもこ、植物のガマのように抜ける。

柴犬の抜け毛とはこういうものだったか!と驚愕した春だったのだが、

今日は4歳になろうとしているオレコの抜け毛に卒倒しそうに。

オレコはラブラドール、コーギー、ほかのミックスでは?と考え(かかりつけ医が)られていて、

そんな顔や骨格をしているけれども、今年の抜け毛はラブとコーギーの血を強く強く感じる。

こん毛をしのぐオレ毛で我が家は白くかすみがかっている。

朝掃除しても、夜には部屋の隅に、白いふわふわが身を寄せ合っているのだ。

掃除機をかけると困った人がどこまでもついてくるので、時短求めクイックルワイパー。





ベランダや外でやれば、という人もいるかもしれないが、それはノーノーノーである。

集合住宅での動物暮らしは、お気遣いセンサー120%で生きていかなければならない。

週に何度か管理会社のスタッフのみなさんが、全戸の共有部分(廊下とか玄関とか)をお掃除してくれているが、

それでもこ(抜け毛)の季節、フロアの共有部分は毎日隅々をチェックし、あ!と思うと、こっそり拾う。

だけでなく、週に何度かは、うちは角部屋なのだが、中央にエレベータが2台あり、

そこからうちよりの共有部分(廊下)は隅から隅までほうきで(毛を)履き清め、

排水溝にかたまってたまっているものは指でとって捨てる。

お隣と毛破れる壁ひとつでくっついているベランダも同様。

それでもふわふわ毛は飛んでいくのだから、しょっちゅうやって誠意を見せるしかない。

「迷惑なのよね~」

と思われる前に、姿勢だけでもびしっとしておいて、

「まあ、あの人、うちの前、掃除してくれてるしな」

しょうがないかこの程度は我慢してやるか、的な流れに持っていきたい。




そこまでしていても、玄関ホールや、すぐ出たところの歩道のすみに、

犬毛がたまっていると、「うちのじゃないかも」と思いながらも、広いそうになる衝動。

私にとって、そんな季節が秋である。