犬がおるので。

老犬から子犬まで。犬の面倒をみる暮らし。

おとうさんが好きな理由。

2015年09月03日 | おせわがかり日誌


年をとってくると、自分には何の変化もなくても、

まわりに変化が訪れたり、転機を迎えたり、環境が大きく変わることがある。




いつまでもこのままなんだろう、と当たり前に思っていたことが、

実はそうでなかったり、人生とはそういうものらしい。




今年になってから、私自身は変わってないが、

身の回りでいろいろな変化が起こり、仕事もだけど、

わたくしごとも、バタバタとしている。




変わらないのは、家で待っている犬たちと、

相変わらず仕事ばかりのわたしたち人間と。




それでも動物と何度か別れの経験をしている私は、

年齢不明のこんちゃんとは、そう長い時間を過ごせないことは、

経験的に知っている。




ミグノンのヨネさんより若いんじゃない?、と思っていたけれど、

ヨネさんはひげもまゆげも黒々としていて、そういえば毛もフカフカ。

病気のせいで少し老けたように見えるけれど、実際は、

こんちゃんのほうがずっと年上な気がする。




こんちゃんはまゆげとおひげとあわせて3本しか、

黒い毛はないんだよね。お年寄りだね。




こんちゃんもオレコも、どちらかが散歩に行くとさみしいみたい。

私とオレコが散歩していると、こんちゃんは、おとうさんの後追いばかりしているらしい。

どこへ行くにもついていくそう。




こんちゃんが散歩に出ていて、オレコが残されたときも、同じらしい。

おとうさんからべったり離れないそうだ。




さびしいと思ってやってるわけじゃないかもしれない(おやつちょうだいよおやつ、とか)が、

一緒にいる時間が短いおとうさんには、そういう時間があって、よかった。




だからあの子たち、おとうさんスキスキってなってるのかもしれない。




おかあさんは置いていくけど、おとうさんはそばにいてくれる、って。

あー、それありうるなー。