産経新聞より
IWC脱退に関する内閣官房長官談話全文 反捕鯨国との「共存の可能性なし」で決断
政府は26日、国際捕鯨委員会(IWC)からの脱退を発表し、菅義偉官房長官談話を発表した。談話の全文は以下の通り。
◇
1 わが国は、科学的根拠に基づいて水産資源を持続的に利用するとの基本姿勢の下、昭和63年以降中断している商業捕鯨を来年7月から再開することとし、国際捕鯨取締条約から脱退することを決定しました。
2 わが国は、国際捕鯨委員会(IWC)が、国際捕鯨取締条約の下、鯨類の保存と捕鯨産業の秩序ある発展という2つの役割を持っていることを踏まえ、いわゆる商業捕鯨モラトリアムが決定されて以降、持続可能な商業捕鯨の実施を目指して、30年以上にわたり、収集した科学的データを基に誠意をもって対話を進め、解決策を模索してきました。
3 しかし、鯨類の中には十分な資源量が確認されているものがあるにもかかわらず、保護のみを重視し、持続的利用の必要性を認めようとしない国々からの歩み寄りは見られず、商業捕鯨モラトリアムについても、遅くとも平成2年までに見直しを行うことがIWCの義務とされているにもかかわらず、見直しがなされてきていません。
4 さらに、本年9月のIWC総会でも、条約に明記されている捕鯨産業の秩序ある発展という目的はおよそ顧みられることはなく、鯨類に対する異なる意見や立場が共存する可能性すらないことが、誠に残念ながら明らかとなりました。
この結果、今回の決断に至りました。
5 脱退するとはいえ、国際的な海洋生物資源の管理に協力していくというわが国の考えは変わりません。IWCにオブザーバーとして参加するなど、国際機関と連携しながら、科学的知見に基づく鯨類の資源管理に貢献する所存です。
6 また、水産資源の持続的な利用というわが国の立場を共有する国々との連携をさらに強化し、このような立場に対する国際社会の支持を拡大していくとともに、IWCが本来の機能を回復するよう取り組んでいきます。
7 脱退の効力が発生する来年7月からわが国が行う商業捕鯨は、わが国の領海および排他的経済水域に限定し、南極海・南半球では捕獲を行いません。また、国際法に従うとともに、鯨類の資源に悪影響を与えないようIWCで採択された方式により算出される捕獲枠の範囲内で行います。
8 わが国は、古来、鯨を食料としてばかりでなくさまざまな用途に利用し、捕鯨に携わることによってそれぞれの地域が支えられ、また、そのことが鯨を利用する文化や生活を築いてきました。
科学的根拠に基づき水産資源を持続的に利用するという考え方が各国に共有され、次の世代に継承されていくことを期待しています。
片や 反日共同通信社の言い分(笑)
KYODONEWS 調査捕鯨で北海道・釧路港に水揚げされたミンククジラ=2017年9月
政府は26日、約30年ぶりに商業捕鯨再開を目指し、クジラ資源の管理を担う国際捕鯨委員会(IWC)からの脱退を表明した。国際協調を重視したこれまでの戦略からは大転換となる。日本の国際機関脱退は戦後ほとんど例がなく、極めて異例な措置。今後は多様な食文化の尊重を世界に訴える構えだが、国際社会からはルール無視との批判は免れない。
伝統的な捕鯨地域選出の与党議員らの脱退を求める声の高まりを背景に政府が決断。商業捕鯨は日本近海や日本の排他的経済水域で実施する方向。来月1日までに脱退を通知すると来年6月30日に発効する。
これに先立ち政府は25日、脱退を閣議で決めた。
もう一つ
【ロンドン、シドニー共同】日本政府が26日、国際捕鯨委員会(IWC)からの脱退を表明したことを受けて、オーストラリアなど反捕鯨国は日本に対する批判を一段と強めるとみられる。一方、ノルウェーやアイスランドといった捕鯨支持国は「IWCの機能不全」を強調することになりそうだ。
反捕鯨国の急先鋒であるオーストラリアは「商業目的でも調査目的でも、あらゆる形態の捕鯨に反対し続ける」(プライス環境相)との立場。IWC脱退後も日本の商業捕鯨再開に向けた動きを注視していくとみられる。
IWC加盟国で日本と同じ捕鯨国のノルウェーやアイスランドは日本を支持している。
批判が高まることを煽っているようですが日本の立場での主張は正しい至極全うだと思う。
日本に牛肉を売りたいがために捕鯨に反対しているとか。。。という巷説もあるようで
捕鯨は日本の伝統的な食文化である。体にも健康にもダイエットにもいいといわれる鯨肉が店頭から消え、輸入の牛肉だらけになったのは肉を売りたい国の陰謀の結果だと思う(笑)
クジラが増え続けると小魚やマグロなどが減って島国日本のみならず世界の漁業に影響を及ぼすばかりでなく日本人が大好きな魚が食べられなくなってしまう。
私はいまだに牛肉が臭くて食べられない(笑)
来年7月から解禁ということですから楽しみでしょうがない。
今は高額で手も出ませんが安い鯨肉が店頭に並ぶ日が待ち遠しい。
IWC脱退に関する内閣官房長官談話全文 反捕鯨国との「共存の可能性なし」で決断
政府は26日、国際捕鯨委員会(IWC)からの脱退を発表し、菅義偉官房長官談話を発表した。談話の全文は以下の通り。
◇
1 わが国は、科学的根拠に基づいて水産資源を持続的に利用するとの基本姿勢の下、昭和63年以降中断している商業捕鯨を来年7月から再開することとし、国際捕鯨取締条約から脱退することを決定しました。
2 わが国は、国際捕鯨委員会(IWC)が、国際捕鯨取締条約の下、鯨類の保存と捕鯨産業の秩序ある発展という2つの役割を持っていることを踏まえ、いわゆる商業捕鯨モラトリアムが決定されて以降、持続可能な商業捕鯨の実施を目指して、30年以上にわたり、収集した科学的データを基に誠意をもって対話を進め、解決策を模索してきました。
3 しかし、鯨類の中には十分な資源量が確認されているものがあるにもかかわらず、保護のみを重視し、持続的利用の必要性を認めようとしない国々からの歩み寄りは見られず、商業捕鯨モラトリアムについても、遅くとも平成2年までに見直しを行うことがIWCの義務とされているにもかかわらず、見直しがなされてきていません。
4 さらに、本年9月のIWC総会でも、条約に明記されている捕鯨産業の秩序ある発展という目的はおよそ顧みられることはなく、鯨類に対する異なる意見や立場が共存する可能性すらないことが、誠に残念ながら明らかとなりました。
この結果、今回の決断に至りました。
5 脱退するとはいえ、国際的な海洋生物資源の管理に協力していくというわが国の考えは変わりません。IWCにオブザーバーとして参加するなど、国際機関と連携しながら、科学的知見に基づく鯨類の資源管理に貢献する所存です。
6 また、水産資源の持続的な利用というわが国の立場を共有する国々との連携をさらに強化し、このような立場に対する国際社会の支持を拡大していくとともに、IWCが本来の機能を回復するよう取り組んでいきます。
7 脱退の効力が発生する来年7月からわが国が行う商業捕鯨は、わが国の領海および排他的経済水域に限定し、南極海・南半球では捕獲を行いません。また、国際法に従うとともに、鯨類の資源に悪影響を与えないようIWCで採択された方式により算出される捕獲枠の範囲内で行います。
8 わが国は、古来、鯨を食料としてばかりでなくさまざまな用途に利用し、捕鯨に携わることによってそれぞれの地域が支えられ、また、そのことが鯨を利用する文化や生活を築いてきました。
科学的根拠に基づき水産資源を持続的に利用するという考え方が各国に共有され、次の世代に継承されていくことを期待しています。
片や 反日共同通信社の言い分(笑)
KYODONEWS 調査捕鯨で北海道・釧路港に水揚げされたミンククジラ=2017年9月
政府は26日、約30年ぶりに商業捕鯨再開を目指し、クジラ資源の管理を担う国際捕鯨委員会(IWC)からの脱退を表明した。国際協調を重視したこれまでの戦略からは大転換となる。日本の国際機関脱退は戦後ほとんど例がなく、極めて異例な措置。今後は多様な食文化の尊重を世界に訴える構えだが、国際社会からはルール無視との批判は免れない。
伝統的な捕鯨地域選出の与党議員らの脱退を求める声の高まりを背景に政府が決断。商業捕鯨は日本近海や日本の排他的経済水域で実施する方向。来月1日までに脱退を通知すると来年6月30日に発効する。
これに先立ち政府は25日、脱退を閣議で決めた。
もう一つ
【ロンドン、シドニー共同】日本政府が26日、国際捕鯨委員会(IWC)からの脱退を表明したことを受けて、オーストラリアなど反捕鯨国は日本に対する批判を一段と強めるとみられる。一方、ノルウェーやアイスランドといった捕鯨支持国は「IWCの機能不全」を強調することになりそうだ。
反捕鯨国の急先鋒であるオーストラリアは「商業目的でも調査目的でも、あらゆる形態の捕鯨に反対し続ける」(プライス環境相)との立場。IWC脱退後も日本の商業捕鯨再開に向けた動きを注視していくとみられる。
IWC加盟国で日本と同じ捕鯨国のノルウェーやアイスランドは日本を支持している。
批判が高まることを煽っているようですが日本の立場での主張は正しい至極全うだと思う。
日本に牛肉を売りたいがために捕鯨に反対しているとか。。。という巷説もあるようで
捕鯨は日本の伝統的な食文化である。体にも健康にもダイエットにもいいといわれる鯨肉が店頭から消え、輸入の牛肉だらけになったのは肉を売りたい国の陰謀の結果だと思う(笑)
クジラが増え続けると小魚やマグロなどが減って島国日本のみならず世界の漁業に影響を及ぼすばかりでなく日本人が大好きな魚が食べられなくなってしまう。
私はいまだに牛肉が臭くて食べられない(笑)
来年7月から解禁ということですから楽しみでしょうがない。
今は高額で手も出ませんが安い鯨肉が店頭に並ぶ日が待ち遠しい。