おせち食べる習慣はない華僑芸術家文人だ。
日中（+台湾語ヒアリング）バイリンガルの華僑芸術家文人の私は今年で４７歳、文人として９周年を迎える。
台湾からの華僑なので、中国語と台湾語ヒアリング（両親の母語）と移民先の国の日本語を話す私は、日本の沖縄県で生まれたが「未婚の若い台湾女の母と当時既に中年の華僑父の娘」は差別を受けたようで、１６〜７歳になるまで国籍を発行されず、無国籍児童として過ごした。
１６〜７年間が長いか短いか、人によって感覚は違うだろうが、それくらいで生命を落とす可能性を考えると、無国籍児童のままで存在しなかった少女として葬られてしまう立場を、ただ嘲笑うアジア民族の大半が気持ち悪いのだ。
無国籍児童のまま死ぬことはなかった私は、こうして国籍を持ってから３０年も経つので、記念すべき１年でもある。正式名:東郷嘉奈の３０周年でもある。東郷嘉奈３０歳！だと、なかなか若いww（実年齢が本物）。
日本の正月のおせち料理を、家族と食べる習慣のない華僑だが、旧正月や中秋節を祝う習慣はあるので、旧暦は家族生活に密着している。自分の誕生日を旧暦で言ってしまう華僑も多いはずだ。私も旧暦の誕生日を祝う時があり、誕生日月間が長いのも歳をとる喜びになる。
歳をとる喜びを知らない者は、年月を恨む以外しないだろう。
